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ディスレクシアへの対応 - Gow School

ディスレクシアとは、一般的に失読症、難読症、識字障害、(特異的)読字障害、読み書き障害などがその訳語に与えられています。近年日本でも文章がうまく読めない、漢字を書くことを覚えるのがとても苦手という生徒に対して、単に本人の努力が足りないということではなく、ディスレクシアとしてより効果的な対応がほんの少しずつですが開けつつあるようです。
一昔前であれば、問題視されなかったことが、障害として取り上げられるようになった背景には、欧米でのディスレクシアに対する豊富なデータがネット上で公開され、いろいろな対応策があることが広く知られるようになったことがあります。
アメリカのボーディングスクールではスモールボーディングスクール(4学年で総生徒数150名以下の小規模校)を中心に、ディスレクシア、ディスグラフィア、ディスカリキュリアといった、難読、書字障害、計算がとても苦手など、日本であれば、すべて本人の自助努力不足で見過ごされてしまうような問題点に正面からの取り組みが行われています。
Gow Schoolはディスレクシアをはじめとする言語理解に何等かの問題のある生徒のための専門のボーディングスクールです。そのホームページのトップに下記のように明確に表記されています。
A college-prep boys’ boarding and coed day school for students, grades 7-12, with dyslexia and similar language-based learning disabilities
具体的なGow Schoolのディスレクシアをはじめとする言語理解に関する何らかの問題のある生徒への対応は下記のとおりです。
少人数クラス編成(最大1クラス7名)
個人の学習スピードに対応した個別指導の徹底
クラス外の学習指導の強化
定員以上に生徒を増やさず、卒業までを完全に世話する体制
スモールボーディングスクールでは、ほぼすべての学校がディスレクシアの生徒を受け入れます。そして、それらの生徒が直面している言語に対する何らかの問題については、授業外のオプションの個人教授で対応します。しかし、個人教授がディスレクシア対策の専門家であるかどうかまでは特定されません。
また、他の一般生徒とは違ったラーニングスタイル(学習形態)であるがゆえに、それが当たり前でない生徒たちから奇異の目で見られたり、からかわれたりしたりして、精神的に落ち込むケースもあります。
これらの点を考慮すると、Gow Schoolの学校のあり方は特筆に値すると思います。
つづく

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