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ハーバードに行かせよう―その5

<前日のブログに続きます>
英語圏のボーディングスクールでの中等教育がどのようなものかを理解したお母さんのそれからの行動は明快でした。中学校時代に英語力を充実させて、高校時代は学習力と体育、そしてアートや社会活動においても取り組めるようにするために、なるべく早く留学するという方針が即座に実行に移されました。
お母さんの依頼を受けて、1月入学を検討できるアメリカのジュニアボーディングスクールを探しました。マサチューセッツ、コネチカットの両州の学校は残念ながら1月入学を考査してくれる学校はありませんでした。
英語力をつける中学、高校生のための英語学校もありますが、学ぶのであれば、現地生徒が通い、留学生も受け入れる学校でという方針に基づき、私はカナダのボーディングスクールにも問い合わせをしたところ、かなり積極的に受け入れの意向が感じられたので、12月にはそれらの候補校を訪問し、1月末、後期開始に合わせて本人は渡航しました。
カナダの場合、6か月まで日本からの留学生は学生ビザを取得しなくても学習が可能です。また、現地で学生ビザを申請することも禁止されてはいませんので、学校選定から渡航までが2ヶ月ということが可能だったのです。
渡航前の本人のSLEPテストのスコアは26点でした。この点数ですと、英語力はゼロです。中学校になり正式に英語学習を始めて半年もたっていないのですから無理もありません。そのような英語力でも、カナダのボーディングスクールは本人の意欲、将来の伸びの可能性、社会的適応性、基礎的な学習力などを認めて入学を許可してくれました。
それから7か月が経過しました。本人はこの間、一度も帰国せず、学校終了後も学校が手配してくれたホームステイをして間をつなぎ、サマースクールに参加して8月上旬に帰国しました。SLEPテストを再度実施したところ41点でした。半年余りで英語力がゼロの生徒が、英検でいえば準2級から2級くらいまで一気に英語力を上げたことになります。
つづく

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