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英語圏の先生 ― ニュージーランド留学

一日のうちに四季があると言われているダニーデンでの滞在4日目となりました。
人口12万人あまりのこの教育都市の中心部にオタゴ大学があります。
大学を見下ろす丘にお城のような外観を持つOtago Boys High Schoolがあります。
そこで留学生を担当するブレンダ・ホーグさんから、日本人留学生について、
また、彼らの先生観などについてユニークな意見を聞くことが出来ました。
彼女によると日本の生徒はI think this is because ・・・
という言い方ができないと言います。
すなわち、意見を述べることが不得意だということです。
それを聞いていた今回学校訪問に同行したお母さんは、
「そもそも意見が無いのですから、それを述べることができるわけがありません。意見がないだけでなく、自分から行動を起こすことも少ないのではないでしょうか。生徒たちだけでなく、社会人となって会社に入ってからも、意見を述べる新入社員がすくないのは残念なことです」
ブレンダさんは、今までの20年以上にわたる留学生お世話の経験から、
日本人の生徒たちは、先生にパーフェクトを期待しているということを、
感じているそうです。
「キューイ(ニュージーランド人の愛称)の先生は自分が知らないことがあっても全然気にしません。知らないことを認め、『それを一緒に皆と考えよう』、あるいは生徒に『それがわかる人?』などという発想をするのは、こちらでは、恥ずかしいことではありません。日本の生徒たちは、そのようなキューイの先生に対して、『先生なのになぜそんなことも知らない』と思っているようですが、私は先生が知識ということにおいてパーフェクトである必要はないと考えています。大切なのは、問題をどのようにして解決するかどうかで、知っているか否かではありません」
なるほど、日本人留学生は、ひたすら先生から教えてもらうという形式の授業に慣れ切っていますから、先生イコール一緒に考える人、あるいは正解を導く人というコンセプトが欠けているのではないかと思います。
こちらの学校のクラスを見てみると、先生と生徒が対面している固定された机の配置がそれほど多くないのに気づきます。半分以上のクラスが、6人くらいの小グループに分かれた構成になっていて、それぞれのグループで与えられた課題に生徒たちが取り組んでいるのです。
レクチャー(講義)形式の授業の回数や機会は日本と比較してかなり少ないようです。
(つづく)

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