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留学生の学習評価について ボーディングスクール留学

ボーディングスクールに限ったことではありませんが、英語圏の学校は日本よりも成績評価でのコメントの量が多いのが特徴です。成績が良い場合は、本人の努力や要点把握、協調性、プレゼンテーション力、自発性など、良い理由が列挙されます。成績が良くない場合でも、努力すべきところ、改善すべきところのコメントは1-2行なのです。それが「誉めて伸ばす」という彼らの教育方法の基本であるからです。
日本の場合、小学生から学年が進むにつれて、先生のコメントが減り、評価は数字に変わるようです。ボーディングスクールの場合は、小学校から高校終了まで、先生のコメントの量は減ることはありません。また、日本の場合、担任の先生のコメントが一般的で、それぞれの教科の先生が個別にコメントすることはないようですが、ボーディングスクールでは、日本のようなクラス編成はありませんから、各教科の先生のコメントが中心で、アドバイザーと呼ばれる本人の生活や学習全般を指導する先生のコメントは各教科の成績とは直接関係ないために、それほど重視されません。
個人主義が日本よりもはるかに徹底している英語圏ですが、日本にはない、この個別のコメント方法もそれを象徴していると思います。一人ひとりの先生が年に4回くらいは本人の学習を評価して、それを親に知らせます。個々の先生が親や本人との結びつきを個別に考えているということになると思います。
誉める量を最大限に多くして、批判が極端に少ないというコメントの内容に基づいて、生徒たちの生活指導も行われます。欠点の指摘や修正を重視しない指導方法で、「やればできる自分」、「楽しい学校」を演出することに一所懸命なボーディングスクールですが、それが日本からの留学生にもたらす効果はとても大きいと思います。
では、この誉めて伸ばす方法では、伸びない生徒がいるのでしょうか。
いると思います。そして、もし伸びない生徒が落第点をとれば、もちろんそれをカバーすべく先生は生徒と個別のミーティングを持ち、親にコメントとしてそのような状況を知らせます。通常は、そのような警告をもって、生徒を及第させるわけですが、それでも一向に学習改善がなければ、学校が翌年度の進級を拒否することになります。
(つづく)

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