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ボーディングスクールへの中途入学について

<前日のブログに続きます>
世界のボーディングスクールの中には4月からの入学を認めてくれる学校がいくつかあります。受ける側にとっては極めて「中途」な時期なのですが、4月入学をする理由はそのニーズがあるからです。また、それを選択する側も英語力をつけるために十分なメリットがあると考えられます。
学校終了から6月下旬まではホームステイで繋げて、サマースクールを完了することでプログラムを終了します。それで得られる英語力に価値があるのですが、このような発想はボーディングスクールの機能を最大限利用することで可能となります。
ボーディングスクールの機能とはこの場合、人と空間です。寮に空き部屋があって、ESLクラスがうまく運営できれば、英語力を強化するという目的のために4月入学は有効というシンプルな発想が多くのボーディングスクールでなされています。
英語力をつけるということは、単位取得とは全く違います。英語に慣れる、異文化に慣れるためには、現場で学ぶことが最も有効です。そのためにボーディングスクールで使える機能を最大限に生かすということです。
もちろん、中途受け入れができないボーディングスクールもたくさんあります。寮の空きがない、ESLクラスがそもそもない、またESLクラスはあっても中途から生徒を受け入れる余裕がないなどの理由です。
ボーディングスクールはそれぞれの学校に個性がありますが、4月から留学生を受け入れるという発想も彼らの学校年間スケジュールからすれば、例外的です。それでも実行できるというところが、英語圏の文化としてあるのではないかと思います。すなわち、個々の独自性と認める、大切にするという文化です。
ボーディングスクールに浸透しているmake a differenceとyou are specialという考え方が学校という法人をして、独自あらしめているのではないかと思います。
実際に4月から8月までのプログラムに参加した生徒に話を聞いてみると、やる気の生徒はとても伸び、受け身の生徒はそれほど効果がないように思えます。しかし、やる気があってもなくても、問題を解決するのは自分だという発想がない限り、留学そのものが成立しません。10代前半の子どもたちの留学が成人の留学に比較して、目標達成率が高いのは、彼らの若さが柔軟に環境に適応し、「教えられる」という待ちの姿勢から「学ぶ」という自発性に容易に意識を転換できるからであると思います。

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