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その1 入試プロセス ボーディングスクール留学

<前日のブログに続きます>
日本の入試と比較して、アメリカボーディングスクールの入試は出願者を「立体的に見る」と先日のブログで述べました。出願から合格発表までが、期日通りに正確に進んでいく日本とは異なり、期日に幅があるのがアメリカボーディングスクールです。
日本であれば出願の期間は明確に示され、その期間以外の出願は認められません。そして、テスト日と合格発表が寸分の狂いもなく進行していく日本の入試に比較すると、ボーディングスクールの入試プロセスというのは、すべてが大雑把で日本のような正確さ、緻密さは見られません。
ボーディングスクールの場合、出願締め切りは明示されていても、おそらくそれを文字通り遵守している学校はないでしょう。当日の消印有効といった概念はアメリカにはありません。1月末、出願を締め切ってから、合格発表まで1か月の間、アドミッションオフィスのスタッフは連日合否ミーティングを行うわけですが、期日を過ぎて送られてきた出願の書類も一般的には審査の対象となります。
さて、1回目の合格発表が3月上旬に行われてから、多くの出願者がwaiting list(補欠合格)に載せられます。これは、合格を出した生徒が入学しなかった場合、順次繰り上げ合格になるというものです。ボーディングスクールでは、学校が主催する入学試験はありません。したがって、アドミッションオフィスでの合否判断は、提出された書類によってすべて決められます。それ故に、2次、3次募集というテストは一切ないのです。
先週より、日本のアメリカの中等教育のあり方も含めたボーディングスクールの実情を述べていますが、この入試プロセスにおいても、日本のアメリカであまりにも大きな格差があるために、日本式にボーディングスクール入試を捉えると、そのほとんどの部分がとても曖昧になります。
個別の合格の発表も担当するアドミッションスタッフの都合で2-3日遅れるのは珍しいことではありません。提出書類なども、最近はオンラインによる出願で成績証明書や推薦状は学校から直接アップロードされるようになりつつありますが、そのようなシステムを採用しているボーディングスクールは300校余りのうち100校にも満たないでしょう。
(つづく)

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