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英語を学ぶ順序 中学・高校留学

留学生たちが英語を学ぶ順序は、まず聞くことの理解から始まるようです。英語での生活で頻出するフレーズを聞くとその意味を体得するのだそうです。ある小学生はsomething to drinkをサマドドリンと言っていましたが、このフレーズの後に、飲み物が出てくれば、その関連性が認識されます。そのようなフレーズが10、20と増えていき、数百に達した時に、生徒たちは日常の英語をマスターしたと言っていいのではないかと思います。これに要する期間はおおよそ半年くらいといえます。
それと並行して、話すという自己表現ですが、これは日常で必要なことは、聞いて覚えたことをオウム返しに伝えることから始まるようです。前出のサマドドリンクなどは、そのまま自分で発すれば、相手が飲み物を持ってきてくれます。それを応用して、サマドイー(something to eat)というと今度は食べ物が出てくるといった方法で自分の生活必須のボキャブラリーを増やしていきます。
もちろん、英語生活の現実はこのような単純化したパターンでは行われないでしょうが、重要部分の理解と抽出を繰り返して、一つひとつの意味のかたまりを留学生は認識していくに違いありません。
これを毎日、全く日本語を使わない環境で6か月間も繰り返せば、その蓄積は相当なものになることでしょう。
このようなプロセスで日本の英語学習とは全く違ったかたちで留学生たちは、英語を学習していきます。問題は、生活レベルの情報交換ではなく、知的レベルの高い観念的な事柄の学習です。たとえば、歴史を例に取ります。事件発生の社会的、文化的背景、その時の世の中を支配していた価値観、システム等の理解となると、生活レベルの具体的な英語とは全く違い、留学生たちのボキャブラリーでは歯が立ちません。そこで、初めて、自主的な学習という段階に進展していきます。
このステージで大切なのは、学習集中力、持続力、思考力、好奇心、自主性といった本人の精神性です。中等教育機関への留学においては、ESLクラスでの学習はほぼ2年間というのが一般的です。これは中学校1年生で入学しても、高校1年生で入学してもおおよそ変わらないようです。また、日本でかなり英語のトレーニングを行わない限り英語力の基本をマスターするために、1年間は余計に過ごすことを理解しておかないといけません。
日本で英語を猛勉強して、中学校2年生で英検2級を合格したとしても、英作文のレベルはせいぜい小学校2-3年生といったところです。
つづく

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