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学校選定について ― ボーディングスクール留学

アメリカおよびカナダのボーディングスクール小学、中学、高校留学の場合、留学先の選定については、日本の学校のような偏差値というデータをアメリカでは使う習慣がないので、簡単に合格圏、滑り止め、チャレンジ校を決めることができません。卒業していく生徒のSATの平均点が日本の偏差値にあたるかもしれませんが、アメリカ人でSATの点数データでボーディングスクールを選定する人は、皆無と言っていいと思います。
留学生のためのボーディングスクールの選定は、留学るす側に英語力のハンディという要素がかなり高いため、アメリカ人用につくられたTABSやBoarding School Reviewのサイトにるデータから学校の選定をすることには、無理が生じる場合があります。300余りのボーディングスクールの入学難易度を示すために、私は下記の基準でボーディングスクールをランクづけしています。
ランク5 ボーディングスクール
入学難易度がもっとも高いと言われているテンスクールズがランク5です。この10校が必ずしもトップ10校ではありませんが、進学実績、人気度、伝統、学校運営の安定性などからして、アメリカボーディングスクールの頂点に立つ学校群です。
合格の目安は、TOEFL IBT、100以上、SSAT80パーセンタイル以上、成績(日本式1から5段階の成績評価)は4.5以上ということになるでしょう。もちろん、英語力と成績だけで合否の判定をしないところが、アメリカボーディングスクールのユニークさですから、音楽、芸術、その他の点で傑出した実績などがあれば、TOEFLが80点、成績平均が4くらいであっても、合格の可能性はあります。
スポーツでの優秀な成績、楽器演奏などの入賞歴、社会活動での表彰などは、積極的に自己アピールをしなければなりません。
Phillips Academy、Andover
Phillips Exeter Academy
Choate Rosemary Hall
Deerfield Academy
Lawrenceville Academy
Taft School
Hotchkiss School
Loomis Chaffee School
St. Paul’s School
Hill School
ランク4 ボーディングスクール
この学校群にはテンスクールズと同様にESLがありません。英語での読み書きが高校生レベルでアメリカ人と同等あるいはそれ以上にできることが求められます。また、出願者の成績も日本式1から5段階の成績評価4以上であることが基準です。ランク4にあたる学校をあげます。
Groton School
Middlesex School
Milton Academy
The Governor’s Academy
Peddie School
Berkeshire School
Blair Academy
St. George’s School
Suffield Academy
Northfield Mount Hermon School
Mercersburg Academy
Brooks School
Canterbury School
Cranbrook School
Kent School
The Williston Northampton School
Emma Willard School
Westtown School
Tabor Academy
Pomfret School
Stevenson School
Cate School
The Thacher School

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