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親の役割 ― 小学・中学・高校留学

留学でドラスティックに変わっていくわが子の変化に、めまいがするほど驚いたお母さんとの会話を昨日ご紹介させていただきました。
いままでの習慣ややり方に捉われず、臨機応変に現実に対応する子どもたちに、留学の意義を再認識するお母さんですが、次の段階では何が起こるのでしょうか。それは、彼らの好奇心や探究心をどのように日本から満足させてあげられるかという取組だと思います。
いろいろな「なぜ」がお母さんに発せられるのが小学、中学留学の特徴です。
たとえば、
「なぜ中国人留学生の数が多いのか」
「なぜ台湾人留学生は日本人に好意的なのか」
「メキシコ人留学生は、なぜみな英語が話せるのか」
「いろいろな生徒がアニメについて聞いてくるのはなぜか」
高校生くらいになれば、このような疑問は自力で追求しますが、小学生、中学生の場合、日本にいたときは、お母さんがマネージャーのような状況ですから、知恵袋としてのお母さんからの情報は本人にとって、とても貴重ですし、不可欠のものといっていいと思います。
それ故に、わが子と離れてしまうことにとてもお母さんとしては物理的、精神的に抵抗があるわけですが、実は、お母さんとの精神的距離感は物理的なそれとは関係なく、いつでも直結しているのです。そうでなければ、今まで、わが子の留学を完成した時、多くのお母さんが「自分が成長した」とは明言できないはずです。
子どもからの疑問の発信は、お母さんの既存の知識と経験からでは回答できないものもあります。そこで、お母さんは時間を工面して、また自分の情報ネットワークを使って、子どもたちの疑問に答えようとします。
そうしている時には、気づかないのですが、それが3年も続くと、わが子の留学によってお母さんが積み重ねた知識は相当なものになると思います。
それが、親子なのだと思います。
そして、子どもたちは、そのようなお母さんの意識と努力、すなわち愛に感謝します。
距離が離れてみると、親の愛がいかに貴重なものかが客観的に見えてくるのではないかと思います。だから、子どもたちは多少の苦労では、弱音を吐くなどということは
ありません。
それが、人として情けないことを彼らは十分に知っているのです。

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