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ボーディングスクール留学 選択授業2

<昨日のブログに続きます>
Exeter Academyの「世界で学ぶ」プログラムの中に、日本での研修があり、
他のボーディングスクールと合同で生徒を募り毎夏実施していることを紹介した昨日のブログに続きます。
Exeter Academyの科目選択の多さと多彩さにつては、年末12月17日から26日までのブログでリストアップしましたが、クラスの数は250を超えています。この数には、競技スポーツは含まれていません。この数にオプションのサマープログラムなどを加えれば300くらいになると思います。これらのクラスですが、大学と違って一クラスの定員は12-13名なのです。これだけの規模になれば、学校側が生徒たちに割り振るということの方が難しくなるでしょう。また、アカデミックなクラスのみならず、サマーには生徒たちの好奇心や興味を海外にまで拡大できるように考えられています。
この選択の多彩さはExeterのみの特性では決してありません。ボーディングスクールにおいては、どこでも生徒に選択させる、オプションを与えるという作業を日常生活のなかで行っています。
「選択する」というのは、英語圏全般に見られる大きな文化的特徴と考えられると思います。日常の例をあげれば、ファーストフード店などでのかなり細かい選択、レストランなどでのステーキの焼き方から始まって、サラダのドレッシング、メーンに添えるポテトフライ、ポテトの丸焼き、マッシュポテト、温野菜、ライス等の選択、映画館でポップコーンを買えば、バターオイルをかけるかどうか、日本にはない「選択する」という文化に留学生たちは戸惑います。
第二次大戦後、日本はアメリカの指導のもと、初等、中等、高等教育の基本を再度作りました。高校、大学が単位制であること、また卒業証書(ディプロマ)が授与されるところなどは、アメリカのシステムと同じです。
同じ英語圏でも、イギリス系の教育は中学、高校卒業時にディプロマは授与されることはありません。また、高校終了時の科目は大学進学のための特化科目となるために、学習範囲はとても狭くなります。しかし、狭い範囲を深く学習するという選択は、アメリカよりも徹底しています。すなわち、高校の最後の2年間、必須科目は一つもないと言えます。
つづく

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