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小学・中学留学 ボーディングスクールの入試について1

小学校の高学年、および中学校からの留学は大学までの目標がはっきりしている場合に最大のメリットが生まれます。たとえばアイビーリーグの大学、あるいは世界でそれに準ずるような大学に入学したい場合、真っ先に問題になるのが英語力です。英語での読み書きがそれまでに完成していなければ、入学考査の対象になりません。
英語力の目安としてTOEFLがありますが、TOEFLのみ合格圏の点数に達したとしても、学校での学業成績が優秀でないと、世界ランキング100位くらいまでの大学に入学することは不可能に近いと言えます。
テストに合格するための対策中心の日本式学習では、世界の難関大学に合格できたとしても、自分の意見を表明したり、議論をしたりする思考や、毎回出される多くの宿題、課題に対処できるかがかなり疑問です。
総合的な知識力だけでなく、思考力、発想力、自己表現力、運動能力や芸術力さえもが問題にされるのが、世界の難関大学入学基準と考えてよいと思います。そのような力を小さなうちから鍛えるところが高校としてのボーディングスクールであり、難関とされるボーディングスクールへの入学を目標としているのがジュニアボーディングスクールなのです。
もし、留学が「英語を話せるようになりたい」という目的であるならば、小学校の高学年や中学校からの留学は必要ではないと思います。むしろ、日本で十分に学力、国語力を鍛えて、高校時代に留学をすれば、立派なバイリンガルになることができます。また、英語力のみを問題にするのであれば、年間に6万ドルは最低でもかかる高額費用のボーディングスクールではなく、その半分以下で現地費用が賄える公立学校+ホームステイで留学の目的は十分に達成できると思います。
ボーディングスクールで日々行われている、ディスカッション、プレゼンテーション、スポーツ活動、芸術活動などは、すべてが将来の自分のあるべき姿を明確にイメージするためのトレーニングです。もちろん、そのイメージは大学に進学することでより現実に近づいていきます。

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