留学コンシェルジュ

小学、中学、高校留学 親子-意識の共振

高校生以下の留学では、本人の意思よりも親の意思で留学が
決まることが少なくありません。
高校生くらいになれば、海外に対するあこがれや、
今後の自分の将来設計から留学が計画されることは自然ですが、
小学生や中学生では、留学は親主導で行われます。
初等、中等教育機関への留学は、留学する年齢にほぼ関係なく、
親の「人生経験」をどのようにして子どもに伝えるかがテーマになります。
「10代前半の子どもに『人生経験』とは大袈裟な・・・」
と思われるかもしれませんが、わが子は海を越えた向こうにいて、
直接、面と向かって話すことはできません。
しかし、考えてみると、それまでどれだけ、自分の子どもと面と向かって、
冷静に人生の機微といったものを、彼らにも解るように話したことが、
あったでしょうか。
お父さんにしてみれば、子どもとの会話そのものが数えるほどしかないと
いうのが、子育てのなかで現実と言えるかもしれません。
そのような状況でいざ、子どもと話すとなると、情報が少なすぎて、
一方通行の話になってしまい、それが子どもたちに伝わったかどうか、
検証ができないということも現実でしょう
留学は、少なくとも実際に起こっていること、すなわち学校生活の状況は、
現地から定期的に送られています。
ボーディングスクールでの生徒の学業、生活の親への報告は、
ほぼ、ユーザーネームとパスワードで学校ホームページの本人アカウントに
アクセスすれば、いつでも自由に閲覧することができます。
ですから、英語が解りさえすれば、あるいは解ろうと努力すれば、
親が直接子どもの状況を読んで理解することができます。
英語圏の学業評価は、中間、期末といった大きなテストの結果がほぼ50%、
その他、クラス態度、小テスト、宿題提出度、その出来などがほぼ50%です。
故に、先生のコメントは必然的に長くなり、頻度数も大体、学年に6回くらいが
一般的です。
さらには、英語のハンディや異文化への適応のため、子どもたちは
現場でとてつもない苦労を日々重ねているわけですから、
親としてもどうにか、応援したい、この苦難を乗り切ってもらいたいと
当然のことながら思うわけです。
苦労することを、人生のなかで順当に経験せずして、いつも追い風、
順風満帆の生活など、あり得ないのが人の世の常ですから、
子どもの年齢に関係なくして、同じ目線で応援してあげたい、
力になりたい、どうにか苦難を乗り切るための知恵を与えたいと
真剣に親であれば考えます。
精神が共振するところに、家族の絆が生まれます。
この絆は親子だけでなく、夫婦にも適応されるといっていいと思います。
つづく

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