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日曜コラム 日本の食文化

食べることに関する感覚は、日本が世界最高レベルではないかと思います。
味覚の繊細さ、食べることへの愛着、美しさに対するあこがれ、
食材の豊富さと四季の移り変わりなど、「食」を楽しむ要素は多種、
多様な日本ですが、何でも受け入れて、それを自分たちに合うように
変えていくという作業が日本という国は世界のなかでも
格段に高いのではないかと思います。
その優秀さはアメリカやニュージーランドと比較すればすぐにわかります。
日本と同じように、いろいろな食文化を受け入れてきた両国ですが、
果たして、美味しさはというと、明らかに日本です。
たとえば、日本の平均的スパゲッティは本場イタリアとまではいわなくても、
まともなものが出てきます。ところが、アメリカの場合、
アルデンテとは程遠い、ふやけて伸びきったものが標準といっても
過言ではありません。日本であれば、見向きもされないものが、
堂々と売られています。
この週末、福井、岐阜、名古屋に行きましたが、駅のコンビニで買える
お弁当にもローカル色豊かな名産品がたくさん置いてあります。
焼いた鯖と酢飯の押し寿司、小鯛のささ漬は、江戸時代あたりから、
北陸から京都などに運ぶために工夫された加工食品とのことですが、
その食文化が今でも生きているところが素晴らしい。
とてもポピュラーな食材が、手ごろな値段で手に入り、納得できる
美味さが、世界に誇る日本の食のこだわり文化です。
小鯛
日本の食文化が生きている小鯛のささ漬け
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日本の知恵と工夫の代表のような鯖寿司
名古屋に赴任して早くも3年になる息子と名古屋駅前
ミッドタウンというビルで食事をしました。
息子が京料理なるものを知りたいということで、
京都松山閣、松山というレストランに行きました。
京料理というのは、京都オリジナルの和食で、一つひとつの小さな料理に
こまやかな工夫と季節の特徴が生かされていて、なおかつ
東京よりも2-3割安くいただけるところがとても魅力でした。
食文化のみならず、日本は外の文化や技術を上手に取り入れて、
より良く改良し、世界に評価される水準まで高めて繁栄してきました。
その手法はとても謙虚でまじめ、すなおにして誠実であったと思います。
だから、世界に認められて、この国はここまで伸びて来られました。
しかし、いつまでもこの「伸び」が続かないことは、
私たちの誰もが、気づいていることです。
これからは、外に向かって出ていく時期なのだと思います。
文化を形にして世界に問うことは、簡単なことではありませんが、
若い世代が勇気をもって、世界に飛び出して、その可能性を
考える機会を作るために、私はコンサルタントの仕事に精進します。

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