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日曜コラム スイスの祝日、ジュネーブにて

<先週の日曜コラムに続きます>
チューリッヒから始まった学校訪問ですが、ドイツ語圏、イタリア語圏、
そしてフランス語圏と陸路移動し、最後はジュネーブで終わりました。
8月1日、木曜日はスイスの祝日で、ジュネーブのレマン湖畔は、
その数100を超えるであろう出店が軒を並べていました。
サマータイムでまだ夜が明けない午前5時30分ごろ、
滞在先のジュネーブコルナバン駅前のHotel Warwickから
ジョギングを始めました。
日本のお祭りの露店といえば、お好み焼き、焼きそば、大判焼きなど、
こじんまりとして、コンパクトなお店が歩行者天国となった道や、
神社の参道を埋めますが、ジュネーブのレマン湖畔の露店は
ミニ遊園地が夏の観光の時期に、出現するのです。
20メートルほどもある空中回転ブランコ、ミニ絶叫アトラクション
10平米くらいのスペースを走るフリー電気自動車、お化け屋敷、その他、
日本では保安基準上おそらく認められないような乗り物が
この観光都市の湖畔の広い歩道を埋めています。
100メートルくらいまで噴き上げるジュネーブ名物の噴水の周辺を
夜明け前にジョギングすると、酔っぱらった若者たちが
奇声をあげて、そこかしこを徘徊し、それを自転車にのったポリスが
不審げに眺めています。
レマン湖畔の歩道は、前日のお祭り騒ぎの喧騒を示すかのようなごみが
ばら撒かれていて、「都市はどこも同じだなあ」とつくずく思います。
出店群が途切れた湖畔をさらに進むと、1メートル四方の写真パネルが
100枚以上等間隔で並んでいました。
すべて、第一次世界大戦以降の世界中での戦争、紛争の様子を
撮ったものでした。第一次、第二次大戦、コソボ、ソマリア、中央アフリカ、
中東などの悲惨な光景がずっと並んでいます。
これからの世界はどのようになるのだろう、
どんな未来がやってくるのだろう、
日本ではあまり接することのない、パブリックプレイス(公共)での
ショッキングな写真の列に、私は教育の果たす役割を改めて感じました。
私一人の力はとても小さいものですが、世界を教育で良くしたいという意識は、
無限の精神の広がりがあると思います。
その意識が世界のいろいろな場所や人と接することで、拡大されれば、
必ず教育を良い方向への導くための貢献ができると私は信じます。
ひとり一人を大切に、しっかりお世話をすれば、
彼らが世界を変えるきっかけを作ってくれる。
その意識を根本に据えて、私はこれからもこの仕事を
続けていきたいと思います。

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