留学コンシェルジュ

留学して1年目の生徒

去年留学した生徒たちが完全に休みに入るのが今の時期です。
5月末で学年が終了し、6月下旬にサマースクールが始まり、
1か月強の勉強を終えて、すべてから解放されるわけです。
生活面、学習面で今までの自宅から学校に通う状況とは比べものにならないほど、1年間のボーディングスクールライフで苦労したある生徒は、
それでも意欲的にサマースクールにチャレンジしました。
ESLサマーを選択したのですが、先生からのコメントが届きました。
余談になりますが、ボーディングスクールの先生からのコメントを
読むといつも私は、彼らの鍛えられた作文力に感心します。
本人をほめながらも、指摘するべき点や改善が求められるところは、
決して外しません。日本の先生とのコメントの違いは、
コメントの量がボーディングスクールは日本の10倍くらいになるところです。
担任の先生のみでなく、ひとり一人の先生がコメントします。
また、日本の場合は、コメントの内容が、観念的、象徴的であるのに対して、
ボーディングスクールは具体的です。
たとえば、
「クラスの~委員として、率先してリーダーシップを発揮した」
というように、日本の場合はリーダーシップの内容までは、触れません。
ボーディングスクールの場合は、
「『人生を変える』ためのディスカッションでは、強盗を踏みとどまった人が、いかにして、まっとうな人生を歩むようになったか、その経緯を説明し、本人の経験に基づく根拠づけは納得できるものだった」などと、授業の一シーンがわかるように細かいのです。
本題に戻ります。
この生徒のお母さんと私の会話です。
― 留学初年を終えて、本人に変化は見られましたか
「はい、とても笑うようになりました。そして、以前のようには、ピリピリしなくなりました」
― 確かに、寮生活では、ピリピリしていられないでしょうね。日本人にくらべて、アメリカ人はいい加減なところがたくさんありますから、笑って許すか、あるいは、自分もいい加減にならないと、とてもじゃないけど、神経が持たないと思います。
「そうですかねぇ。私の母も本人の笑顔が多くなったことに感心していました。留学には反対していたものですから・・・」
― ひとまわり、人間が大きくなったと言えないですか
「留学させて良かったと今は思います。日本にいたら、15歳にしてあんな苦労はしようがありません。斉藤さん、人間ってできるものですね。私は娘を見ていてうらやましく思います」
― それでは、近いうちにお母さんも短期で留学してください!
本人にとっては、ESLサマーは物足りないものでした。
来年は、アメリカ人と肩をならべて、対等にディスカッションができ、
エッセイを書くことができるようになるでしょう。
そして、少しずつですが、本人のなかには、大学でやりたいこと、
どんな大学に行きたいのかが少しずつ具体的になっていくと思います。

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