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日曜コラム これからの世代へ

グローバル化が進んでいると私たちは一般に認識しています。
その現実を考えてみる時、私はこれから社会でる若い世代、
さらには生まれてくる世代が担うグローバル社会とは
どのようなものなのかを真っ先に考えます。
それは、おそらく私が教育コンサルタントという仕事を通して、
いつでも10代の人々と直接、話をする機会を与えられているからだと思います。
そして、彼らへの教育のあり方をいつも考えさせられます。
グローバル化に対応する基本は、家族を愛すること、親を尊敬することと
私は折に触れて言ってきました。
その理由は、自分とってもっとも身近でもっとも小さな社会である
家族と良好な関係が築けないのであれば、その何十億倍の規模の
グローバル社会をうまく乗り切っていけないと単純に思うからです。
グローバル社会だから、英語ができなければと、その重要性が強調されます。
しかし、当の子どもたちは、それほどまでに英語が話せないといけないと
感じているでしょうか。
もし、受験のために英語学習をしているのであれば、
彼らにとって、英語学習は無味乾燥で、つまならいものでしょう。
それでも、やらなければいけないから、やるのです。それだけです。
私は異文化で10代を過ごしてきた人たちをたくさん見てきました。
見るだけではなく、そこに見出せるのは、彼らの生きる力です。
つべこべ言っていられない状況のなかで、頭をフル稼働させて
どうにか生きていこうという彼らの生への原点を感じるのです。
これから、世界のなかで日本は難しい選択を迫られることになります。
自国の安定とともに、世界のなかでの役割分担も果たす。
しかし、今までの勤勉さ、誠実さ、正直さ、正確さ、潔さでは、
したたかに世界と伍してその役割が全うできるかどうか疑問です。
更にいえば、まだ日本のほとんどの人は、自分たちに降りかかってくる経済的、社会的な負担を愚痴をいいながらも受け止め、
「まあしかたないさ」と日々を過ごしているのではないかと思います。
そして、出口のはっきりしない日本の先行きのなかで、
若い世代は日本の正と負の財産を引き継いでこの国で生活していきます。
日本を外から眺めてみる。これからの若い世代に私が望むことです。
そして、具体的に何を見るのか、少しは手伝いができます。
そのような意識をいつも新たにして、若い世代そしてその家族の教育ポリシーを
応援できればと思っています。
今週は、スイスの学校訪問です。
「スイスですか、いいですね」と現役生のお母さん方に言われます。
その通りです。学校訪問はいずれの国にかかわらず、とてもいいものです。

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