留学コンシェルジュ

●★ 留学後の進学指2 日本の大学への進学

日本の高校にはカレッジガイダンスカウンセラーという進学指導の専門職はおそらくないと思います。高校3年時の担任の先生がクラスの進学指導にあたります。もし、クラスの生徒が海外進学を希望した場合、通常は留学の専門家に生徒は相談をすることになるでしょう。
アメリカボーディングスクールには、カレッジガイダンスカウンセラーという専門職があります。その担当責任者は通常一般の授業は持たず、秘書的役割を持つ人と2-3人でチームを組んで、生徒たちの進学指導にあたります。しかし、日本の大学受験システムを熟知している人はもちろんいませんから、留学生が日本の大学受験を希望する場合は、本人が自ら受験準備をすることになります。
北半球の場合、卒業時には、すでに日本の新学期が始まっています。6月に帰国して、それから翌年4月の入学を目指すことになるので、日本の同年代の生徒よりも大学受験は1年遅れることになります。
南半球の場合は、卒業時期が12月上旬で、日本よりも4か月ほど早いので、日本の同年代の生徒と同じ4月に大学入学か可能です。
日本の大学を受験する場合、大学側が英語圏の中等教育システムに不慣れであるので、出願手続きは書類の提出までに十分な余裕をもって行わないといけません。教育システムの違いの例として、卒業証書があります。日本と北米の中等教育では卒業時、その証明として卒業証書(ディプロマ)を出すのが慣習ですが、イギリス系教育には、その概念がありません。
では、どうしたらいいかですが、私は留学先校に、書類のひな形を渡して、卒業証書を作成してもらいます。成績証明書(トランスクリプト)も北米と日本では良く似ていますが、イギリス系の教育を行うニュージーランドでは、NCEAというシステムを使っていますから、北米のような成績証明書ではありません。それも、留学先校の担当者にどのような成績証明書が必要かを説明して、既存のシステムのなかで日本の大学に受け入れられるような証明書を作成してもらいます。
留学先が北米ボーディングスクールの場合は、その数は多くないにしても、日本の大学を受験した日本人留学生が過去にいたりする場合が多く、教育システムそのものが似ていることもあり、さらには、留学生は卒業してから受験に臨むので時間に余裕もあり、帰国特別枠受験、あるいはAO入試は比較的スムーズに進んでいきます。
北米に比べ、南半球に留学した生徒は、現役の生徒の立場で大学入試に臨むために、より綿密な計画と学校および親の協力が不可欠と言えます。
つづく

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