留学コンシェルジュ

● ニュージーランド留学―教育制度1

これからの時代、「教育は世界で選ぶ」ということを、実現するために、ニュージーランドの教育制度は、英語学習のための汎用性に優れていると私は思います。
英語圏の国々ではいずれも小学校は6年生で日本と共通しています。その次の中等教育は日本のように中学、高校の区別が明確でないのが、英語圏の教育制度の特徴の一つですが、私は中学校以上の教育は、複数の国でうけることもこれからは十分に考えられると思います。
たとえば、ニュージーランドで中学校を終了し、アメリカのボーディングスクールに行き、大学は日本に戻っても、あるいは世界のいずれの国であってもいいと思います。それを可能にするのは、英語力の徹底と数学力です。
幸いにも、日本の生徒は数学に関しては、しっかり教育されていて、英語圏の必須数学学習ではそれほど困りません。
英語力をどこでどのようにして身につけるかが、中等教育機関への留学においては、最重要の達成課題といえると思います。
ニュージーランドの教育制度では高校3年間のYear11、12、13はほぼ生徒が自分で科目を選択することになります。高校1年生になった段階で、大学で何を学習するかを明確にしてそれに向かって合理的に勉強するのが、イギリス教育の流れをくむニュージーランド教育制度です。
ニュージーランドには、日本のようには商業、工業を専門とする高校はありません。その代わり、特殊な学校を除き、いわゆる普通科高校すべてにVocational Studies(職業学習)という科目が設置されています。
NCEAの結果が良く、大学進学率が高い公立やインテグレーテッド校(私立と公立の中間校)であっても、エリザベス女王の息子が研修するような名門私立高校であっても、必ずVocational Studies部門があります。
大学進学に照準を絞った日本の難関進学校とニュージーランドの名門高校は、この点において大変大きな違いがあります。コンピュータテクノロジーやグラフィックデザインくらいまでなら、これからの多様化した社会に対応するために、高校時代に子どもたちに学ばせる意図は理解できます。しかし、100年以上の歴史を誇る名門私立校であっても、料理と栄養学、観光学、ヘアードレッシングなどの職業訓練的な科目があるのです。
以前にニュージーランド名門男子校を訪問した折、木工室、金属加工室などがあったので、その理由を問うと、「生徒たちがこれから大人になる際に、このような技術を学ぶことは、生きていくうえで欠かせないこと」という解答でした。知識だけでなく、生活に必要な技術基礎を学ぶことも確かに重要なことです。
つづく

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