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☆ 日本の若者の野心4

<前日のブログに続きます>
日本の教育はいつから大学入学時をピークにして、多くの子どもたちから
そっぽを向かれるようになってしまったのかと私は思います。
それでも、子どもたちの反乱や学習ボイコットなどがあるわけではありません。
60年代、日本やアメリカを席巻した学生運動の再発は
あり得ないと容易に想像できます。
すなわち、若者たちの憤懣やるかたないエネルギーのはけ口が、
ハングリー精神と到底結びつくものではないからです。
満たされていなかった60年代とは違って、今は満たされている現実から
湧き上がってくるものは、モノがほしいということではなくて、
自分の精神の居場所を探すことが重視されるのではないでしょうか。
これからの日本の若者への私の提言は、
「自分を大切にしてほしい」ということです。
本当に大切にしてほしいのです。自分が大切であるという認識があって
初めて人との関係の重要性が理解できるからです。
「自分を大切にするなど当然のこと、それどころか、若者はやりたい放題」
という考え方、見方もあると思います。
しかし、彼らは自分の意志をもって動いているでしょうか。
大なり、小なり人生の決まったラインの上を動かされていないでしょうか。
社会に出るまでの節目、節目で期待値という基準に漠然と縛られていて、
結果として「自分って何なのだろう」という思いに
さいなまれていないでしょうか。
先日会ったSterling CollegeのディレクターオブアドミッションのTim Pattersonはバーモント州St. Johnsbury(ボーディングスクール)出身でした。
彼の弟はマサチューセッツ州のテンスクールズの一つ、
Deerfieldで学んだそうです。
Timは大学を卒業後、2年間を日本の北海道で過ごします。
その後、アジアの国々を訪問し、ジャーナリストとして暮らしていたそうです。
Timのアジア好き、日本好きの根本には、アジア人の自然に対する態度と
考え方があるような気がします。
そして、彼は納得した人生を真剣に生きているように見えます。
異文化に接することで否応なしに身の回りで起こる物事に真正面から
ぶつからなくてはならなくなります。
そこで自分の殻に閉じこもることは、現実的に無理です。
毎日いろいろな常識を逸脱したような出来事に、
驚きや溜息吐息もあるでしょうが、基本的には追いまくられます。
ふと気づくと、英語を使っている自分がそこにはいます。
手に入れた英語というコミュニケーションの道具をどう自分の人生に生かすか。ただ喋れるだけではだめで、「自分」がどのように演出できて、生かせるのか、
本当に大切な自分と向き合って、妥協せずに、自分の基準を持って
生きていく、そのコアが作られるベストな時期が中等教育時代と思います。
つづく

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