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★アメリカボーディングスクールの活用方法3

<前日のブログに続きます>
第四にボーディングスクール教育が目指しているのは、バランスのとれた人間を作るということです。すなわち、知識だけが突出して秀でているのではなく、スポーツ面、芸術面、社会活動面、リーダーシップ面の教育にも力を入れ、そのインフラを徹底して整え、学校生活の日常に生かしています。
日本では、高校の教育カリキュラムにはスポーツ、芸術は必須として組まれていますが、ボーディングスクールでは正課授業としてはスポーツ、芸術は組まれません。そのかわり、放課後を利用して、スポーツないしは芸術を必須としています。
日本の学校に置き換えれば、授業では体育も芸術もない代わりに、クラブ活動が必須ということになります。そして、活動の内容が年に3回必ず変化させられます。同じ種目を続けるという習慣がボーディングスクールにはありません。
スポーツや芸術は彼らにとって一般教養を養う重要な手段なのだと思います。スポーツを通じて、私たちは人間関係やコミュニケーションを学習することができます。また、競技を通じて、人と競争することを学び、勝ち負けの意識、気持ちの流れ、そして希望や忍耐、協調など社会生活で欠かすことのできない精神性を体験します。
体育会出身の学生が会社や組織などで一目置かれるのは、スポーツを通じて彼らが体験した苦労とその克服に、人としての成熟性が現れるからであると思います。
また、礼儀という相手を尊重する気持ちが人一倍強いことが、彼らの当たり前になっていて、それが接する人に潔さやさわやかさを印象づけます。
芸術の分野でも、音楽家、画家、俳優、写真家、陶芸家、ダンサー、バレリーナなどプロとしてやっていくかどうかまではとにかく、一つの分野に打ち込むということは、10代の若者にとってとても大切なこと、貴重な体験になります。それにより、生徒たちが精神的に満たされ、生活にリズムが出てきて、チャレンジへの意識が育ちます。
「将来、食べていけないから」という大人の理屈で、子どもたちの夢を取り上げてしまうのは、残念というよりも彼らの可能性を摘み取っているようなものです。意識の集中を通じて、彼らはタイムマネジメントや集中力を学びます。それを継続することで、自然と自分の周囲が見えてきて、自分のやっていることが、「社会的に」通用するかどうかは、年が来れば判断できるようになります。
ボーディングスクールの指導者たちは、スポーツや芸術の重要性を十分に理解しているからこそ、すべてのボーディングスクールが学業以外の施設を充実させ、学業と同じように力をいれて教育素材として活用しています。

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