★アメリカボーディングスクール 合格発表後の手続き1
<前日のブログに続きます>
4月23日からスタートしてボーディングスクールを例にとり、学校探しから始まり、留学実行までを書いています。
4月、日本では新学期の始まりです。これからボーディングスクール入学を目指す日本人留学生にとっては、留学先が決定して、日本の学校も終了しあとは、英語力をいかにして9月までに伸ばすかということになります。
英語力を伸ばすための最良のアドバイスは、英語力がないと本当に困ることをどれだけ留学する本人が実感できるかにあると思います。その意味でも可能な限り学校を訪問する、現地の状況を見るということを私はボーディングスクールに留学するご家族にお勧めしています。
ボーディングスクールのみではなく、留学先に関係なく、新たな教育の選択をする場合、異文化に対する準備はするに越したことはありません。
英語ができても、できなくても、英語だけの環境に数日間いることで、自分が何をどれだけしなくてはいけないということを、おぼろげながらであっても、理解できれば、学校訪問の意義は十分にあると私は思っています。
理想的には、英語オンリーの環境をなるべく早く体験することが、留学初年度の生徒の意識を引き締め、高揚するためにベストな選択と思います。
故に、南半球への留学は日本の学校終了後、すぐに渡航することをお勧めします。あるいは、年明けの1月末に南半球では第一学期が始まるので、それに合わせてスタートすることも選択肢として考えられます。卒業式のある3月は、特別に帰国するか、あるいは本人が不在でも卒業証書は親が受け取ることも可能です。
ボーディングスクールに話を戻すと、中学、高校生用の英語学校に日本の学校卒業後に入学するという方法もあります。ただし、英語学校には現地生徒は一人もいませんし、学校の規模も大変小さいので、実際に入学するボーディングスクールと比較することはできません。
英語力を伸ばすために、もちろん日本にある英語学校で短期集中学習をするということも選択肢としてあります。しかし、留学に必要なのは、確かな英語力、すなわち読む力と書く力であることを、留学生は十分に認識しておかなければいけません。
今まで、繰り返し述べてきましたが、中学高校への留学が、英語を話せることだけが強調されてはならないと私は思っています。年齢相応の学習技術を身につけること、あるいは身につけていることが、留学では絶対に必要なのです。
10代半ばの留学生にとって、聞く、話すという生活レベル、サバイバルレベルの英語は驚くほどに早く身につけてしまうものです。
つづく