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●中高留学と就職

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「面接に来る人たちは、みな同じことを言う」これは、ある大手企業の新入社員の面接官のコメントです。「高校時代の留学について、いろいろと質問された」これは、日本の大手銀行に総合職として採用された社会人のコメントです。現代が、個性や多様性が重視される時代であることは間違えありませんが、具体性に欠けるところなど、就職に関しても旧価値観とグローバル価値観とが混ざり合って混沌としている時なのかもしれません。
弁護士、会計士、税理士など、一昔前までは、一度取得すればある程度の仕事と収入が約束された資格ですが、今は過当競争となっていて、資格そのものでは勝負できない状況であるようです。
日本式の教育で優秀な人材を育てると、みな類型的になってしまうようです。試験に勝ち残っていく方式の教育ですから、その対処のための傾向と対策については、おおよそみな同じパターンになります。公平、平等の選抜方式に個性ある回答や意見を反映させることは至難の業です。言葉巧みに個性を主張しても、実態は学習の結果作られた回答であるからです。
個性や多様性という概念は、やはり外の世界から日本にもたらされたと私は思います。そして、それが今、まことしやかに世間では語られていますが、それらがまだまだ掛け声だけと思っているのは、私だけではないと思います。
私のオフィスのあるパレスサイドビルには大手就職情報会社がありますが、そこに訪れる大学生たちは、男女とも「すべて」同じ格好をしています。格好だけではありません。就職に臨む人たちは、大学受験と同様に就職戦線を勝ち残るために、同じような対策を考え、就職成功マニュアルに沿って行動するので、みな同なのです。
その人たちが本当に個性や多様性を学び、自分を見つめて、自分の持っている潜在的な個性や人々の多様性を理解するのは、社会実践の場である会社に入ってからだと思います。

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