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知識を活用する能力

知識を貯めることが優先された教育から、それを活用することに重点を置いた教育に世界は移りつつあります。今の時代、誰でもほぼ無料で知識が手に入ります。それを活用する能力が問われる時代になりました。
知識を活用するためには、その目的が重要です。目的が鮮明で具体的でなければ、どのような情報を引き出せばいいのかがわかりません。何を知り、それをどのように生かすのかを体系づけることが現代の教育に求められていると思います。その主役はもちろん生徒たちですが、彼らが活用すべき道具は、特別なものでは決してありません。
知りたい情報は、ネットを通じて誰でも簡単に入手できます。問題は、知りたいかどうかという本人の意思と、知りたいと思うことの動機づけです。
中学、高校時代の留学からその具体的な例を挙げます。
留学が実行されて、生徒たちが一番知りたいと思うことは、当然のことながらコミュニケーションの道具として必須の英語力ということになるでしょう。そこで生活していくために最低限の英語力は、誰でも身につけることができます。好むと好まざるとに関わらずです。なぜならば、そうしないとそこで生きて行けないからです。
衣食住の日常のルーティーンのために必須の英語は、おおよそ誰でも10代半ばまでの生徒であれば、半年から一年ほどで身につきます。
生活力という異文化での基礎を身につけた次の段階で、その知識を活用するための能力が問われることになります。
ボーディングスクールの教育は、先生は教育の資源を提供します。例えば、現地の国語の時間、ロミオとジュリエットは英語圏の生徒であれば、誰でも学校で取り上げられる題材ですが、その教材は、先生が決めます。ネットから引き出してくる人もいれば、既存のペーパーバックの本を使う先生もいるでしょう。いずれにしても、「ロミオとジュリエット、君はどう思うか」ということを先生は生徒に求めます。そこで、その質問に対して興味を持てるかどうかということが、生徒のこのクラスでの評価を決める最大の要素となるわけです。
つづく

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