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★ボーティングスクール留学 多様性とグローバル化―4

<前日のブログに続きます>
人類の歴史上、まれにみる敗戦からの復興を遂げた日本と、その経済構造を支える人たちに施された教育が、今でも中等教育の世界においては通用しているのではないかと私は考えています。
ひとたびナンバーワンになると、どうしても慢心が生まれます。努力の量と質が低下するとも考えられます。日本がそのような状況にある時、やはり人類史上まれに見る努力を惜しまず、国をあげて必死に日本を追従し、さらに凌駕しようといたのがアジアの国々、韓国、香港、シンガポールなどです。
日本とそれらの国の違いは、教育の内容にあると思います。日本の場合、独自の技術力、マーケット開発力をもって、日本で教育を完結し、世界に打って出ました。しかし、アジア諸国の場合、最も実用的かつすぐれた教育は英語圏の国々にあるとして、意欲と能力のある生徒たちを、アイビーリーグをはじめとする英語圏の著名な高等教育機関にどんどん留学させました。
日本の経済がピークに達した時、英語圏に出ていく中学高校生は、そのほとんどが成績は良くても、英語ができないために、たいへん残念ですがランク4、ランク5のボーディングスクールには入学できませんでした。しかし、韓国、他のアジアの国は徹底した英語準備教育を幼少時から子どもたちに施して、20人を超える生徒をランク5のボーディングスクール、すなわちテンスクールズに入学させました。日本も韓国も、経済成長においてピークは過ぎましたが、現在でもランク4、5のボーディングスクールには、10名前後の韓国からの生徒が在籍しているのが現状です。
今、まだ成長を続けている中国に至っては、韓国を凌ぐ勢いでボーディングスクールに大挙して留学をしています。ランク4のボーディングスクールには、100を超える中国人留学生希望者からの願書が届くのだそうです。ボーディングスクールにとっては、中国、韓国、日本ともに対等な一国ですから、中国人同士の入学難易度はかなり高くなっています。それでも、アメリカのボーディングスクールへの留学を希望する生徒が多いというのは、そこで学ぶ価値があるということになります。
日本で教育を完結して、それがこれからの社会に対応できるものであるならば良いのですが、はたしてそれが世界に通じるかどうかということを、考える必要があると思います。日本製の教育を身につけて、そのラベルが通用するのは、すくなくとも日本国内ということになります。なぜならば、基本的に英語でのコミュニケーションが取れないからです。
英語圏を対象とした外国製の教育を身につけた場合、その適応範囲がかなり広くなります。なぜならば、英語が即、実践で使えるからです。
世界の教育状況を意識してか、東京大学が英語圏の大学入学時期である9月に入学月を変更しようとしています。東大が変われば、おそらく他の大学もそれに従って入学日を変更することになるでしょう。
(つづく)

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