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ボーディングスクールが生徒に望むこと

グローバルな時代であるから、ボーディングスクールは世界の国々から生徒を募集します。現代の世界経済を明確に反映するように、今中国からのボーディングスクール志願者は急増しています。その勢いはバブル最盛期の日本、それに続いた韓国をはるかに凌駕する勢いであることは明確です。さらには、中国人同士の激烈なボーディングスクールへの入学競争であるにもかかわらず、テンスクールズをはじめ、ランク4ランク3の学校に相当数の中国人留学生が在籍しています。
ボーディングスクールの強みの一つは世界から生徒募集ができる寮生活にあるわけですが、メインランド中国のみならず、台湾、そして世界に散らばる中国籍の人々をひきつけているボーディングスクールの教育とは一体何なのでしょうか。ボーディングスクールが望んでいる人間像、そしてそこから輩出される人物とは、どのようなものかについて考えてみたいと思います。
ボーディングスクールの理想について、いろいろな見解を私は述べてきました。それらを集約する概念として、「これからの時代はどうなるのだろう」と発想するのではなく、「これからの時代をこうしたい」と発想する人間を作るというのが、ボーディングスクールの教育ではないかと思います。
「どのようしてそれを実現しているのか」が問題です。
それはボーディングスクールライフのすべてを活用して行われることであると思います。当然のことながら、時代を切り拓く人間は、知識豊富で賢いだけではありません。問題を捉える力、社会的観察眼、実行力、先見性などリーダーシップ教育が身についていなければ、「こうしたい」という気概が生まれません。その気概を生むのが、ボーディングスクールの環境ではないでしょうか。
10代の半ばで家族と離れて暮らすことで、生徒たちは何を身につけるでしょうか。
楽しいこともあるでしょうが、そこに到達するまでに多くの障害を彼らは乗り越える必要があります。300校あまりのボーディングスクールのそれぞれで、そこで生活する寮生たちは、自己決断、自己責任の概念を学び、同僚や多様な個性を持つ先生たちから人付き合いを学び、親元を離れて、不自由な生活のなかで、自由であることの大切さを学び、小人数制クラスでのディスカッション、プレゼンテーション、課題、宿題をこなしています。
勉強が好きな生徒、好きでない生徒も、そもそも学習が得意である生徒もそうでない生徒も、ボーディングスクールという小さな独立した「社会」のなかで、生徒たちは人間的に成熟するためのトレーニングを重ねます。
つづく

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