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ボーディングスクール留学 - その実用性2

<前日のブログに続きます>
今まで当たり前に受け入れられてきた日本における教育課程ですが、英語圏のそれと比べて、機動性、柔軟性に欠ける傾向があります。日本にいて、初等から高等までの教育を受け入れていれば、システム的には何ら困ることもなく、順調に流れていきます。しかし、ひとたび異質なことが起きると、システムは動かなくなります。
具体例として、中学時代からの留学です。若いうちの異文化体験を促進させると言いながらも、義務教育時に単身で留学することに対して、システムは何ら解答を準備していません。学校はおおよそ「前例がない」ということで、教育委員会にお伺いを立てるわけですが、現場で経験をしていないことを、その上の組織が「経験」に基づいて判断できるわけがありません。結局、教育委員会は文科省にお伺いを立てるわけですが、最終的には「法律」の適応範囲内でのアドバイスが精いっぱいです。
学校の転出、転入に関しては、一日たりとも期間をあけずに行うことが、日本では常識だそうですが、海外の学校に転校する時、この規則が必ずしも適応できないこともあります。そのような時、留学希望者をかかえる学校は本当に困ってしまいます。単身留学であること、海外でやって行けるかどうか不確かであること、もし留学が失敗したときのことなど、送り出す側の担任の先生や、校長先生は親身になって、本人のことを気遣ってくれるのですが、根本的に視点が違います。「異文化体験は高校生になってから・・」では遅いという選択が、あり得ないと考えてしまうわけです。
教育の実用性という話題からかなり離れているかもしれませんが、既成の概念を一つひとつ打ち破っていかないと、実用的な教育が得られないというのも、中等教育機関への留学に関しては現実であると思います。
そもそも、中学校からの留学を積極的に考える人たちは、日本の受験システム、試験制度、学校教育のあり方に疑問を持っているわけですが、海外留学への強い意志と決断力がないと、中学校留学は実行できないと思います。
(つづく)

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