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日曜コラム アメリカンロックミュージック

ロックミュージックをテーマにしたアメリカ封切映画、
ロックオブエイジズをワシントンダレス空港発成田行き、
UA803便の機内で見ました。
シェリーという女の子がオクラホマの田舎町からロサンゼルスに出てきて、
ロックミュージックの世界で生きていくミュージカル仕立ての映画ですが、
高度一万メートルでみる映像と音楽に私はたいへん刺激を受けました。
ミュージックは人間が生み出した素晴らしい文化です。
時代70年代、その時期を席巻した放蕩的人気ロックシンガーが
トム・クルーズ、ロックミュージックに反対するロスアンゼルス市長の奥さんが
キャサリン・ゼタ・ジョーンズという配役。
主人公のジェリーは、オリビア・ニュートン・ジョンを彷彿させる
新人の美人女優さんでした。
シェリーがロサンゼルスという都市で、生きて行く過程で起こる、
恋愛、誤解からの失恋、失望と落胆の淵からウェイトレス、ダンサーなどを
経験して、結局はロックをこよなく愛する若者とともに
ロックを礼賛する映画です。
ロックファンの私は、アメリカでしか作り得ない、この楽観的なロック
映画に拍手喝采を送りました。
映画が終わった後もスクリーンに写される文字情報とバックに流れる
ロックミュージックを最後の最後まで聞きました。
もし、これをヨーロッパの国々が作ったらどうだろうと考えるのですが、
次の瞬間に作れないという思いにその仮定は打ち消されます。
ロックを生みだしたイギリスであれば、出来るなどとは思いません。
だいいちに、あくまでも楽天的にものごとを終わらせる風土を持った都市が
ヨーロッパにはないと思います。
湿度の低いカラッとした音楽、ノリのいい響き、リスナーの一体感、
音楽というフィールドで、それに直接かかわらなくても、
何らかその街では食べていけるというのが、
アメリカ西海岸ロサンゼルスの音楽風土であると思います。
その文化は他の地域ではなく、もちろんロック発祥の地、
イギリスにもフィットできる文化とは言えません。
では、日本ではどうかと考えました。
高温多湿の日本では、あれだけの「あっけらかんさ」は生まれないと思います。
また、ロックという音楽文化がまだ、広く受け入れられていないようです。
映画という大衆文化として成功するためには、ロックの分野ではまだ難しく、
高校生のビックバンドくらいまでならば、ペイするというのが、
私たち、日本人の現実ではないでしょうか。
ロックオブエイジズは明らかにロックを愛するアメリカ人を
当て込んで作られた映画です。当たるか当たらないかはわかりません。
しかし、それにトム・クルーズ、キャサリン・ゼタ・ジョーンズといった
メジャーな俳優が出演するところが、ハリウッドの意地、
あるいは既にアメリカ文化となっているのかもしれません。
キャサリンはとても美しく、ロック反対の急先鋒として登場しますが、
ミュージカル仕立てなので、キレのいい踊りを披露してくれました。
トム・クルーズもロックファンなのでしょう、
ステージでの演技は本職には劣ると思いましたが、
役柄的にはうなずけました。そして、なによりロックが好きという彼の気持ちが
伝わってきます。(もし、そうでなければ、彼はほんものの役者です)
音楽はジャンルを問わず素晴らしいと思います。

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