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ニュージーランド留学 その3 親は鏡2

<前日のブログに続きます>
語り始めた二女に、お母さんは
「いつも事後報告なのです。でもこれは、我が家流なのかもしれません。
私も主人もお互いに、『こうだったから』、『こうしたから』ということで、
大きな決断と思えることにも、事前の相談は、あまりしません」
お母さんは、ご自身の家庭文化としての独断的思考が、
子どもたちに引き継がれ、
「親がしているように子は育つ、実に面白い」といいます。
これは、まさに「子は鏡」そのものです。
すなわち、幼少時から子どもが成長する過程で、
親の「行動と言動」が子どもに大きく影響する。
そのような動作的、思考的傾向を無意識に取り込みつつ子どもは育つ。
ところが、留学では、今度は親が子どもを真似るようになる、
というのは言い過ぎです。しかし、母→子へ一方通行だった
広義の意味での教育が子⇔母という双方向に変化します。
どうしてでしょう。
親がわが子により関心を持ち、感心し始めるからです。
「あいつ、やるじゃん」、「あら、すごいじゃない」、「えっ、ほんと、よかった」
受容の気持ちがお母さんに広がる時、
今まで密着欠点指摘型教育から、遠隔受入れ賞賛型に
お母さんの意識変革が起きるのではないでしょうか。
なぜそうなるのでしょう。
離れてみて、子どもたちのことがいとおしくなるからかもしれません。
自分の感情をストレートにぶつけるだけの距離がないからかもしれません。
近すぎて見えなかったわが子が遠くでフォーカスされたのでしょうか。
お母さんからみた、子どもたちは、事後報告、
環境が変わってもゴーイングマイウェイ、英語ができなくても、
どうにかこうにか工夫をしながら、日々をこなす。
勉強は後からついてくる、そして、こと細かな日常の説明はないなど、
子どもたちが留学してみて、彼女らと一万キロちかく離れてみて、
今まで見えていなかった「わたし」の実像が、子どもたちに色濃く
投影されていることをお母さんは実感せずにはいられない。
それは、お母さんにとって新たな人生の発見に他なりません。
お母さんは、
「長女も、他の女の子に比べると話す子ではありません。そして、娘たちは、ふたりとも、それなりに自分達の世界で、私の気付かない時に、気付かないところで、嫌な思いも色々あったろうけど、自分で問題解決をしてきていたことがわかりました」
さらに、
「他人のちょっとした悪意みたいなことを、『軽く受け流しなさい』、『気にするほどのことでもない』というように、子どもたちには確かに言って来ました。落ち込んで悩む程の事じゃない。自分が悪いことしたのなら、『ごめんなさい・・・』とすなおにあやまらなければいけないけど、そうじゃないなら、気にするなって。仮に、集団で無視されたとしても、自分が悪くないと思えるなら気にしなくていい。集団になった時点で相手が負けていると、私は考えていますから、子どもたちにもそのように教え込んでいたようです」
つづく

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