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ニュージーランド留学 その2 語り始めた姉妹-妹

<前日のブログに続きます>
妹が嫌なのは、長女と比べられることだそうです。
自分よりお姉さんのほうが優秀だと、妹はずっと思い続けていたようです。
これは、明らかに二女からみた長女観であり、お母さんは留学という
子どもたちの教育選択を通じて、彼らの心境をより正確に、
より鮮明に理解するに至ったわけです。
もちろん、長女には彼女なりの悩み、葛藤が15年の人生でも
当然あるわけですが、その詳しい内容について、彼女よりも年少の妹が
その心情を洞察しかつ、理解し、共感するのは現実的ではありません。
なぜ、二女は中学時代の初期から留学を決断したのでしょう。
それは、「わが道を自分で貫く」という進取の徽章に彩られる彼女独特の
個性であることには間違えないでしょうが、その深層心理には、
いつも学業や学校生活で先を越されている「お姉ちゃん」に勝ちたいと
思う気持ちがあるというのです。
塾で先生に、お姉ちゃんは優秀だったとか、何かと言われていたことに、
「得意分野が違うだけだい!!お姉ちゃんは数学が得意で私は
国語が得意なの。なぜ、それがわかってもらえないの。なぜ、
点数だけで先生は私とお姉ちゃんを比較するの・・・」
その塾で、社会科のクラスで良い点数取った時に、塾のクラスの子に
「カンニングしたからそんな点が取れたんだろ」と言われて、
寡黙な二女は、そのプライドを踏みにじられ、内なる闘志を
めらめらと燃やせるだけのエネルギーを持っていたようです。
「私をそんなふうに言う人は許さない。いつか見返してやる」
二女は、自己の個性の発露を点数によって表現するのではなく、
いっそのこと、ドラスティックに自分の人生の方向を変えてやれとばかり、
留学という思い切った決断に至ったわけです。
本当の自分のことを話さない二女に、
お母さん:「それって、ママに言っても話しにならないから?」
二女:「違うよ!!結局、自分で解決するんだから、話しても仕方ないじゃん」
お母さん:「・・・」
寮でいじめのようなことも、本人がお母さんに話し始めたそうです。
部屋をゴミだらけにされたり、舐めかけの飴を床に置かれたり、
そんなことが、彼女が留学してから四ヶ月の間に、現地で起こっていたのです。
それを、十三歳にして、二女は受け止め、ぐっと抑えて、
それでも、前を向いて進んでいます。
彼女の精神の力に驚きます。そして、自分に起こる問題は、
「自分で解決する」という、彼女の決意に私は敬意を表します。
異文化で学ぶ人たちにとって、そこに至るまでにどれだけの精神的、
物理的障害物を乗り越えなければいけないでしょう。
若いということは、状況を受入れる容量もじつは、とても大きいと思います。
つづく

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