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アメリカボーディングスクール 留学生の科目取りとESLのレベル

アメリカのボーディングスクールの入学難易度を私は5段階に分けています。最も入学が難しいランクが5、簡単なのが1です。ランク5,4はTOEFLで最低80点以上が基準ですから、英語が当たり前に読み書きできて、なおかつ、聞き、話せなければなりません。日本で教育を受けた中高教育機関に在籍する生徒で、この条件を満たせる生徒は極めてまれと言わざるを得ません。
私の基準でランク3および3.5のボーディングスクール群はESLが完備されている学校群です。すなわち留学生に対する英語のサポートが徹底しているボーディングスクールといってさしつかえありません。
ランク3~3.5の学校のESLの実際は二つに大別されます。ひとつは、英語クラスのみESLの授業に置き換えるタイプ、もうひとつは、英語クラスのみならず、ESLアメリカ史、ESL生物というように、留学生だけの特別クラスで卒業のためのかなりの単位を取得できるタイプです。
前者のボーディングスクールの場合、ESLクラスは一年間で終了するか、あるいは11年生(高校二年)以上はESLクラスがないというのが、基本条件となります。後者の場合、このような制限、条件はないのが普通で、極端にいえば、ESLクラスのみで卒業ということも考えられます。
しかし、いずれのタイプの学校においても共通しているのは、留学生が十分な英語力がつけば、ESLクラスから離れて、メーンストリーム(学校本来のカリキュラム)のクラスで勉強することが可能ということです。
一般にESLクラスが社会、理科の科目にもあるボーディングスクールは、英語力がかなり低い留学生でも、受け入れる機能を備えています。反対に、ESLが英語クラスに置き換えられただけのボーディングスクールは、入学時に生活に困らない程度の英語力と、学習習慣と学習能力が備わっている留学生でないと受け入れてもらえません。
では、高校一年時の九月に、留学意欲が高く、英語力は英検二級程度で、日本の中学校での平均学習成績が3.5(1~5段階評価)の留学生がランク3.5のボーディングスクールに入学した場合、初年度の学習科目はどのようになるかを考えてみたいと思います。
ケース1
ESL 英語リーディング
ESL 英語ライティング
数学 Algebra1(代数学1)あるいはGeometry(図形)
地理 Geography
ほか選択1~2科目
ケース2
ESL 英語リーディング
ESL 英語ライティング
数学 Algebra1(代数学1)あるいはGeometry(図形)
ESL Biology(生物)
ESL World History(世界史)
ケース1、2は、明らかにボーディングスクールのESLクラス運営の違いによるものであることは、前述の説明でご理解いただけると思います。
つづく

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