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中高生留学コンサルティング - シンプルイズザベスト

<前日のブログに続きます>
コンサルティングで私が最も大切にしたいことは、シンプルに考えると言うことです。海外の中等教育機関への留学というと、英語力、学習力、社会性、順応力などが頭に浮かび、それらがないと「留学はできないのではないか」と一般的に考えられていると思います。
中高生留学は、「本人の意思」と十分な留学費用があれば可能であるのが、現実です。しかし、この漠然とした基準のみであれば、行かせる側はとても不安です。本人は行きたい気持ちで熱くなっているので、不安はそれほど感じないでしょうが、現地での安全性、受け入れ校の施設、生徒、そして先生はどうなっているのか、また留学後の進路など、親の不安は尽きません。
「現場を見てください」、それが私の答えです。
幸いにも英語圏の中等教育機関には、日本のような偏差値によって学校を決定する習慣がありません。ボーディングスクールには、明らかに入学難易度はありますが、選ぶ側がそれほど学校のランキングにこだわらないために、結果として正確な包括的学校ランキングデータというものが存在しません。
この傾向は北米のみならず、オセアニアの中高学校群においても同様です。ニュージーランドであれば、NCEA(全国共通学力試験)の結果をリストしただけの学校データはありますが、包括的学校ランキングデータはありません。そして、それを誰も作ろうとしないのです。だから、どこを選ぶか、その基準と根拠が日本のファミリーにはとても大切です。
日本式、シンプル思考というのは、学校ランキングが明確であるため、自分の志望校は一般に与えられたデータを基本に決めることが普通です。大学であれば、学びの専門性からある程度の選択幅が考えられるでしょうが、中等教育機関においては、大学のための予備校というのが現実でしょうから、偏差値以外に何をもって入学の基準とするのでしょうか。
英語圏留学の学校選定においては、選ぶ側に英語力というハンディがありすぎるために、現地生徒を基準としたSAT(アメリカ版センター試験)結果をもとにした入学難易度的データなどは、活用できません。それでも、日本的にデータにこだわり学校選定をして、もし仮に合格したとすれば、行ってから困るのは本人に他なりません。
「行く」、「見る」、「決める」というシンプルな行動と思考を私は、ボーディングスクールを希望する人にも、学校+ホームステイの留学を希望する人にもお勧めしています。
日本では、明治以来、入学難易度ランキング表をもとに、テストの結果で勝負するという受験という構図がありました。それで社会も経済もうまくいっていましたが、これからはそうはいきません。
それでも、高校以下の教育機関においては、そのような価値観を変えようとせず、一足飛びに応用編、すなわち、自己表現力、文書表現力、プレゼンテーション能力、ディスカッション力、クリティカルシンキング(斉藤訳:複眼的思考)を身につけさせようと、躍起になっていると私には思えます。
私はそのような外来的能力よりも、日本古来の義理人情、感謝の気持ち、謙遜の心、思いやりなどのほうが、よっぽどこれからのグローバル社会で役に立つ、あるいは役に立てなければならないと思っています。
つづく

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