留学コンシェルジュ

日曜コラム 武士のような精神

「教育」の話をすると、私はすぐに過熱します。
一旦話始めると、途中で切ることができなくなってしまいます。
若い時分は、私のカウンセリングはとても長く、演説調だったと思います。
それでも、熱心に私の話を聞いてくれた皆さんには感謝するばかりです。
さて、私の留学仲間はとても個性的な人が多いのですが、
最近、名カウンセラーとして私たち、留学の専門家の間で
名の通っている人と、あるセミナーの打ち合わせのあとで、夕食を共にしました。
私の友人も加わり、三人で四谷にある、九州は島原辺の海のもの、山のものを
食べさせてくれるお店に行き、この時期なので、
お店のテラスで食べながら、飲みながらの教育談義が始まりました。
名カウンセラーは、「これからのね、若い人たちにはね、武士のような精神を持ってもらいたいのよ。だってそうでしょ、あれは素晴らしいものよ、男らしくて、潔くて、これから生きていく人たちに、私は絶対にね、必要な精神だと思うんです。」
自らセミリタイアといい、第一線を退いてはいても、
留学カウンセラーの養成のため、自らの知識や体験を惜しみなく
若い人たちに伝えようと努力する名カウンセラーさんは、
元気さと生きる意欲が旺盛です。
彼女から「武士の精神」という言葉を聞いたとき、私はこころの片隅で、
ハッとしている自分がいることをほんの少しだけ感じ取りました。
あまりにもストレートでダイレクトないわば「どストライク」を
投げ込まれて、茫然とその球を見送っているバッターよろしく、
私はここ数年間、口にすることがなかった「武士の精神」という言葉に、
「あぁーーー」と思っている「私」がいたわけです。
「それありだよね、素晴らしいよね、おれたちの誇りだよね、武士の精神を持って生きたいよね、ゆるぎない自分を持ちたいよね、やっぱりそれだよね」などと、反応する自分がいるのですが、三人での語らいの時は、完全に見送りました。
五月三十日、水曜日、午後六時より、
日本認定留学カウンセラー協会主催のセミナーが開かれます。
講師は私で、「アメリカボーディングスクール留学事情」という題名です。
参加者は十人限定で、将来留学カウンセラーを目指す人たちです。
一人でも多くの人に外に出て行ってもらいたい、日本を外から見てほしい、
そして、世界と日本のあるべき将来の姿を模索してほしい、などと
理想をいつも私は口にしますが、一人ができることはとても小さい。
それを広げるために、彼女が言った、「武士の精神」は
いろいろと応用のきく、便利なこころのツールなのかもしれません。
若い専門家を育てる、いつしか自分はそのような立場になっていました。
その基本が「武士の精神」であると私は自分のこころに銘記したいと思います。

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