留学コンシェルジュ

ニュージーランド留学 - 迷える青年の決断2

<土曜日のブログに続きます>
留学を決断し、三カ月あまりの期間で渡航する青年ですが、
彼はすでに、前年の8月、ニュージーランドが冬の時に、
二週間余りの生活体験をしています。
また、姉、兄ともにスイス、アメリカ留学を経験しているので、
彼にとって今回の留学が初めての海外体験ではなく、
また、「現地に行って何が起こる」ということもほぼ想定内と
思います。
英語圏に対してある程度の親しみを持っている青年ですが、
実際の留学用英語力となると、読む、書くには問題が残ります。
あと一か月あまりで渡航する彼ですが、私は彼に英文法基礎を教えています。
聞く、話すは自分で現地での「生活」を通じて学びとればよいのです。
今から、Tell me what you did yesterday.などと、英会話をしても、
彼の留学に役に立つとは思えません。
それよりも、まず英語という言語の性質を理解しなければなりません。
そのためには、文法を学習するのが一番近道といえます。
一般的には、文型から始まって、品詞とその役割、時制、態、構文などと
進んでゆくのでしょうが、私の学習順番は大切な順として、関係代名詞、
条件の副詞節、不定詞、動名詞など複文構造理解や、修辞法を
はじめにやることにしています。そして、
必要に応じて、文の基本である文型を教えていきます。
ほとんどの日本の中学生がそうであるように、
彼も英語の基本、五文型は知っていても、
その意味を全く理解していないというところからのスタートでした。
しかし、この青年の場合、英語感覚は悪くはありません。
そして、昨年夏のニュージーランド短期滞在を通して、
現場で使える英語の感覚はある程度習得しています。
そして、何より、彼に英語を教えていて楽しいのは、
彼の英語を学ぼうとする姿勢の良いことです。
私が答えを解説しようとすると、「答えは言わないでください」、
「ちょっと待ってください」など、自分で答えようとします。
時々、副詞句や形容詞句を主語にしてしまうこともありますが、
日本語に解釈した時のスジは悪くはありません。
このことが、私にはとても不思議なのです。
英語の構造がしっかりとわかっていない割には、日本語にしてみると、
すんなり理解できるのです。
知っている単語の意味を取り上げて、無理のない日本語の意味を作るという
作業が彼には自然に頭のなかでできるのかもしれません。
彼と接していると、私はこれから留学しようとしている子どもたちに
共通するイメージをたやすく結ぶことができます。
つづく

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