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ジュニアボーティングスクール-The Rectory School

学年:幼稚園-9年生、共学校
総生徒数:245名
寮生徒(5年-9年生):女子42名、男子102名
通学生(幼稚園-9年生):女子41名、男子60名
創立年:1920年
寮生徒1年間授業料:$40,900
寄付金貯蓄額:約1100万ドル
ニューイングランドの共学ジュニアボーディングスクール5校のなかで寮生徒数が一番多いのがThe Rectory Schoolです。男子寮生徒数が100名を超えています。Fay SchoolとFessenden School以外のジュニアボーディングスクールは周囲には何もない田舎にあり、The Rectory Schoolも当然のことながら、電車、定期バスなどは学校徒歩圏内にはありません。日本でいえば、北海道のようなところです。気候的にみてもマサチューセッツ州、コネチカット州は北海道と良く似ています。
入学に際しての英語力はIndian Mountain School、Bement School、Rumsey Hall Schoolと同様です。挨拶と生活での最低限度の受け答えができる英語力があれば、合格の可能性は十分にあります。ハイスクールレベルのボーディングスクール受験と同様に入学に際しては、英語、数学、その他の教科あるいは学校長、学年主任等の先生からの推薦状、過去3年の成績証明書、本人の志望の動機などに対する作文、そして所定の願書提出が必要です。
Indian Mountain Schoolを除いて、ジュニアボーディングスクールではサマースクールを開校しています。6月末から1か月余りですから、日本の夏休みと合わないため、サマースクールに単独で参加される日本からの生徒はほとんどありませんが、9月からの入学を許可された留学生は通常サマースクールに参加します。
The Rectory SchoolのESLクラスは独立したクラスとしてありますが、1日に3クラスもあるわけではありません。一般的にジュニアボーディングスクールにおいてESLは留学生の学習サポートクラスとして機能していると考えてください。生徒たちの言語をふくめた環境への順応を促し、日々の学校生活全体が学習機会であるわけですから、通常、数学、音楽、美術などの芸術科目、体育、そして理科などの科目は留学生であっても現地生徒と同じクラスをあえて取らされます。初めの半年くらいは、留学生にとってとても辛く、勉強が大変な時期ですが、ほとんどの留学生が1年くらいで学習を含めた現地での学校生活に順応してゆきます。
The Rectory Schoolのアドミッションスタッフも他のジュニアボーディングスクールと同様に、留学生への対応として、学習導入に関する基本的なことがらを述べます。読む、書きの基礎学習となるべく早い時期にそれを応用できるようになること。ボーディングスクールでは当たり前のディスカッションへの参加とプレゼンテーション技術の習得。寮生活を生かして、先生や先輩に質問することなど、結局は子どもたちが学習することを楽しめるように、夢や希望をもつことを学習から学ぶことを強調しています。
進学についてもThe Rectory Schoolの卒業生は、他のボーディングスクール同様、そのほとんどがハイスクールレベルのボーディングスクールに進学しています。

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