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ボーディングスクール留学 ペアレンツウィークエンドに参加したファミリー

少し早目のペアレンツウィークエンドに参加したお母さんから
帰国後、連絡をいただきました。
いつも私はお母さん、お父さんと話すときはsomething newを
探しています。旅慣れている人たちでも、外国に行けば、
「何か」を持って帰ってきます。それを見つけることが、
私の楽しみの一つでもあります。
私自身も、2か月に1度くらいは英語圏の国に行きますが、
帰りの飛行機のなかで、学校訪問を振り返り、思いめぐらすと、
ブログに書きたい事柄がふつふつと思い浮かびます。
それらを書き留めて、メモをリンクさせると、さらにアイディアが
浮かんできます。そうすると、「言いたいこと」のコアみたいなものが
少しずつ「かたち」になります。「生きてゆく力」、「日常が教育」、
「苦労を買うこと」、「子どもに教えられる」、「基礎教育」など、
「動く」ことで自分のこころにインパクトを与えているのかも知れません。
いつも繰り返すプロセスですが、「飽きる」ことはありません。
むしろ、発見の連続であることがうれしいのです。
今回、お母さんから伺ったとても印象に残ったフレーズは、
授業参観のおりに感じたという、「子どもたちが授業を楽しんでいる」
ということでした。また、「学校でのランチやディナーがとても
おいしかった」ということも、私にとって衝撃でした。
授業が楽しい、これは私の元気のもとであり、理想です。
―どんな、授業だったのですか。
「皆が発言するんです。それを楽しんでいる様子でした」
―先生と生徒同士が相対しているわけですね。
「そうです」
―黒板に先生が書いて、生徒がそれを写すということはないですか。
「ありません。子どもたちがメモしていたのは、宿題の内容だけです」
子どもたちの元気な様子がイメージできます。
「覚える」という作業は各自に任せ、授業という場では、
彼らの考えを引き出す。子どもたちが本来持っている好奇心、その
「なぜ」を展開させることで、彼らの「やる気」を刺激する。
認められれば、子どもたちは自ら「勉強」を始めると私は信じます。
ボーディングスクールの食事がおいしいというのは驚異です。
アメリカでの食事は、おおよそ、日常味にうるさくない私でさえも、
「OK」でないことが多く、正直、ボーディングスクールで時たま
いただくランチやディナーも「?」と感じることが多いのです。
しかし、今回のお母さんの意見は、私にとって
「コペルニクス的転回」ともいえます。
「主人も美味しいと言っていました」とのことでした。
ボーディングスクールもついに食にこだわりを持つように
なったようです。この現象が、他のボーディングスクールに
波及してほしいと思います。
明日からアメリカのボーディングスクールをのべ12校ほど訪問します。
今まで、学校訪問の際に一度も食について私から質問しませんでした。
今回はそれを考えます。

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