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ワシントンDCからの機内で

4月上旬、UA803便、ワシントンDCダレス空港発、成田行きは
珍しく空席が目立っていました。いつもなら、全日空などとの共同運航で、
空席が目立つということはありません。
搭乗3時間ほど前に自宅に電話し、予定通りの帰国を告げ、
原発の状況を聞きました。状況が改善されていることを願っていましたが、
「放射能が漏れていて、海にも広がっているだって。状況は良くない」
家内の言葉に「そうか・・・」と私。
アメリカで日本の原発ニュースを見ると、その映像に違和感があります。
東電の幹部が制服(ブルーのジャケット)でずらっと並んでいるのを
こちらで見ると、なぜ、みな神妙な顔つきで頭を下げるのか、
不思議に思ってしまいます。
「大変忙しい時期なのだから、みな仕事があるだろうに・・・
謝る人は一人でいいのではないかだろうか・・・」
日本であれば、何の違和感もなく、
当たり前のこととしてとらえるのに、なぜアメリカでは違うのかと思います。
原発の現場で懸命な復旧作業が行われていると思います。
そこで命をかけて仕事をしている人達に敬意をささげたいと思います。
いつもならほぼ満席の飛行機が空席だらけというのは、寂しいです。
今回は悔しくもあります。
日本に外から人々が来なくなることがくやしい、どうにかしたいと思います。
日本というマーケットにたくさんの外国人が群がっていたのに、
原発事故でみな出て行ってしまう。それが残念です。
世界中が放射能に神経過敏になっている気がしてなりません。
日本に向かう一つの飛行にたまたま空席が目立つからといって、
「大袈裟な」と思われるかもしれませんが、本来、人はとても臆病で、
用心深く、弱いものだと思います。
今回の原発事故で日本に来る予定をしていた英語圏の学校スタッフは
私の知る限りすべてキャンセルされました。
そして、日本にやってくる外国人が激減しているということも
3月11日以降の事実であると思います。
その状況を知ったうえで、私たちは初めての災難に模索を繰り返しています。
そして、「協力」すること、「繋がる」ことの大切さ、尊さ感じています。
地震、津波にめげずに、「ありがとう」を原点として、
とてつもない悲しみを乗り越え、動き出す人がたくさんいます。
「受身になってはいけない」と自ら動き出すひとがたくさんいると思います。
私は、悲しいこと、残念なこと、寂しいことがあると、
「だから、しっかり仕事をする」と自分に言い聞かせます。
結局、自分がやっていることを信じて、自分で納得して、
希望に向かって「進む!」と思う自分の積極性と向き合います。
私たちのホームカントリー、日本が私は大好きですし、
これからも日本と世界をつなぐという役割を微力ですが、
私のできる範囲で担えることが私の「ありがとう」です。
あと10時間あまりで成田につく機内で1週間を振り返りました。
東海岸の北東Up North地方に4月1日雪が降りました。
「これはエイプリルフールだよ」と学校のスタッフが冗談を言いました。
私は、「オンリーワンデイ。
ウィー・ゴナ・ハブ・エイ・ファインデー・トゥモロー」と返しました。
確かに雪は1日だけでした。
「日本は大変なことになっているだろう」と行く先々で言われました。
「はい、リミテッド・パワー・サプライとヒューワー・トゥレインズ・ゴー。
でも大丈夫。ウィー・キャン・メイキ」と私はいつも言います。
今はそれも解消されました。
そして、夏に向けて、私たちすべてのチャレンジが始まります。
ネバーギブアップの精神をもって進みたいと思っています。

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