留学コンシェルジュ

#2 中学、高校ニュージーランド留学 オンライン出願について

<火曜日のブログに続きます>
前回のブログでニュージーランドの中等教育機関に普及し始めたEnrollerというオンライン出願の第二ステップのInterviewについてまで述べました。
このシステムでは、InterviewはEligibilityという見出しがついています。Eligibilityを辞書で引くと適格性とあります。出願者が出願校に入学するのに的確かどうかをスカイプで本人と話して見極めるという作業になるわけですが、実際のスカイプインタビューのやり方はそれぞれの学校が独自に行うわけであり、面接における厳密な規則があるわけではありません。
出願者が面接担当者の質問を理解しなかったり、上手に答えられるだけの英語力がなかったりすれば、コンサルタントが間に入って面接をスムーズに行う手助けをすることを判断するのは、それぞれの学校の担当者の判断で行えるようです。
Eligibilityという第二段階の結果は、第三段階のOfferに繋がります。Offerとは提供することですが、これは、Offer of Place、すなわち入学許可を一文字にまとめているものだと思います。
アメリカのボーディングスクールに比べて、ニュージーランドのこのシステムでは、推薦状の提出がないことは前日のブログで述べましたが、もう一つの違いとして合否審査がニュージーランドの場合、留学生受け入れ担当者の判断で行えるということです。合否を決めるための会議やミーティングどうやら行われなく、合格の発表はインタビュー後、すぐに行われるというのが実際です。
スカイプ面接時にコンサルタントが学校受け入れ担当者に合否を直接問うことも、問題なく、受け入れ側も即断も可能のようです。
第三段階の結果は、PDFでシステム上に反映されます。Offer of Placeという入学許可書とビザを取得するために必要な学校経費支払いのための請求書がこの項目に貼り付けられるということになります。志願者はそれを確認して、授業料の支払いに進みます。
第四のステップはVisa、最後のステップがPre Arrivalとなっています。第三段階で学校への支払いが発生しますが、ニュージーランドでは、アメリカと異なり、学生ビザは授業料を支払った期間の滞在許可が与えられるのが一般的です。中学、高校留学の場合、複数年のニュージーランド滞在になり、たとえば3年ないしは4年と言った卒業までの期間の滞在許可を得る申請方法もあるようですが、授業料を支払った期間、ニュージーランドに滞在する学生ビザ申請が一般的です。
つづく

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