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イギリスの教育-ボーディングスクール3

イギリスの教育制度では、16歳で受ける(日本の高校1年生時に相当)
GCSE(General Certificate of Secondary Education)という試験があります。
通常の場合、5科目以上9科目あまりの教科の試験を受けます。
その試験の結果がいわばイギリス人の学歴になるわけで、その結果を踏まえて
次のAレベル(year 12, year13ないしは6thフォームとも呼ばれる)
と呼ばれる2年間(日本の高校2、3年生に相当)の学習に入ります。
初年度4科目、最終学年は3科目に絞り勉強します。
その結果が自分の志望する大学への合否に繋がるわけです。
Aレベルでの学習は日本のセンター試験、
アメリカのSATと同じ性格を持つものであると思います。
日本とアメリカでは一般教養的必須学習科目が高校3年生までありますが、
イギリスとオセアニアでは高校3年間はほぼ自己選択で
教科を選ぶといってよいと思います。
イギリスの教育システムにおいては、GCSEでまず良い結果を出して、
Aレベルでさらに特化した集中学習をして、大学に進学するわけですが、
留学生がこのシステムを使うときに問題なのが、英語力ということになります。
Aレベルでの勉強よりも、留学生にとってはGCSEのほうが難しい
と言われるのは、英語力のハンディが克服できないためです。
ゆえに、イギリス留学は中学校1年生からが望ましいと言われるわけです。
それでも、英語力をどのように克服するか、それは簡単ではないと思います。
中学校1年から留学したとしても、GCES試験までの期間は3年弱です。
5科目以上にわたり、「英語」でイギリス人並みの学術習得を可能にして、
なおかつ試験で良い結果を出して、Aレベルに進むといことを、
「学力」のみに焦点をあてると、親としてはわが子に絶対的自信をもって
「できる」と言えないのが本音ではないでしょうか。
では、日本で中学校在学中に徹底的に英語力を強化して、科目数が少なく、
より集中して勉強できるAレベルへの直接入学となると、
日本の大学に戻ることを想定すると、GCSEとAレベルの結果を
求める大学への入学はできないことになってしまいます。
もちろん、すべての大学がそれを要求するわけではありませんが、
高校段階からのイギリス留学は、大学進学条件も加味して、
学校の選定をする必要がありそうです。
つづく

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