留学コンシェルジュ

小・中・高校留学-IBプログラムその2

IBプログラムの内容はヨーロッパ的要素とアメリカ的要素をうまく融合した、
学術習得の程度を表現することに主眼をおいたものであると思います。
そこで求められるのが、教える側のプログラム習熟度であると思います。
何をどのように教えれば、生徒たちがそれを上手に
表現できるかということと、知っていることを試す
ということは根本的に違います。
知っていることのレベルを上げれば上げるほど、
その内容は枝葉に広がってゆきます。
結果として、「天竜寺船な何に乗りか」、「ペリーは何艘の船で日本に来たか」
などの「知識主導型」の試験とならざるを得ません。
答えが明確である点、○×ははっきりしますが、
使える知識かというと、「雑学的」であり、生きる知恵とは
ほぼ無関係だと私には思えます。
IB習得者が世界の大学で認められ、大幅な修正なしに今までプログラムが
生きていることを考えると、採点側の苦労も大変なものだと思います。
さて、私は昨日のブログで紹介しましたが、「おっさん」先生と話していて、
その朴訥な人柄と、教えることに喜びを見出すその精神に先生根性を感じました。
オーストラリアの学校では一般的でないIBプログラムですから、
彼は公立学校への転職の道も考えたそうです。
それを阻止したのは、生徒たちからの「先生と会えてよかった」という
極めて浪花節的な単純な彼へのメッセージだったそうです。
教えることに喜びとする生き証人と会えたことが私の感動でした。
彼はオーストラリアで日本人という立場で自分の学校の枠を超えて、
多くの日本人に遭遇します。
ホームステイの悪条件に不満を漏らす生徒。
酒、ドラッグに手を出して、警察のやっかいになる生徒。
勉強などせず、遊んでばかりいる生徒。
彼が私に語ってくれた「現実」は、現場で起こったこと故に、
私にとっても「あっと驚く」ことを含む内容でした。
彼の先生根性の基本はフェアーであることでした。
生徒の不満を取り上げない学校や現地の世話人たち。
英語がわからないハンディをカバーしきれず、我慢に耐える生徒たち。
彼は、あえてその中間に立って、解決を図ろうとする。
そんな時、学校も世話人も聞く耳をもたないことも多々あるそうです。
It’s not your business.ということでしょうが、
それは違うと断定するその精神に私は心で拍手を送りました。
彼と話していて、教育について考えさせられました。
「おっさん」は教育の軸がぶれません。
教えるだけでなく、育てるという意識を、
どのような子どもたちにも持てる人だとおもいました。
朴訥ではあるが、○×ではない人生を
生徒に感じさせることのできる人だと思いました。
私も「おっさん」の精神とともに生きたいと思います。
ふと、私のお世話した生徒たちを思い浮かべました。
彼らが集い、私のことを「おっさん」と呼んでる-あり得ることです。

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