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#8 ジュニアボーディングスクールの個性について

<昨日のブログに続きます>
生活に必要な英語力がなくても、英語でのコミュニケーションで支障があるにしても、日本での学校生活に問題がなく、成績が平均あるいはそれ以上であれば十分に入学の余地のあるジュニアボーディングスクールが下記の学校です。
Rectory School(総生徒数246、寮生数148、寮生受入れ学年5-9)
North Country School(総生徒数68、寮生数48、寮生受入れ学年4-9)
Indian Mountain School(総生徒数226、寮生数82、寮生受入れ学年6-9)
上記3校は、いずれもジュニアボーディングスクールとして個性豊かな学校です。もちろん、いままで解説してきた学校もそれぞれが実に個性があり、立地的特徴や運営においての独自性は訪問価値のある学校です。
Rectory Schoolの個性は、個別指導にあると言えます。IIP(Individual Instruction Program)と呼ばれるチュータープログラムは、必須ではありませんが、8割くらいの生徒が取っていて、英語力にハンディのある留学生はほぼ全員がこのプログラムの恩恵を受けています。寮の部屋も基本的には個室になっています。
22日のブログで解説した出願書類をすべて提出して、インタビューを終了することができれば、結果は2週間後くらいには出ます。「英語力がないからインタビューは無理」というように発想しないことが重要です。
インタビューでの基本的な質問事項は決まっています。そのすべてに対応することは、難しくても自分についての表現方法は、それを学ぶ意欲さえあれば、英語力がたとえゼロであったとしても、1-2か月でマスターできます。
自分の名前、年齢、家族構成、好きな科目、不得意な科目、自由時間の過ごし方、スポーツ、音楽、芸術などへの興味とやってきたこと、新しい環境でチャレンジしたいことなど、本人に「やってみよう」という積極性と自分がどうしたいかを常に考える能動的な発想を心がければ、これらのことを英語で表現することは、それほど難しいことではりません。
インタビューをするアドミッションスタッフは多種、多様な留学生を受け入れた経験があり、彼らの英語力獲得のスピードも日常の学校生活のなかで理解しています。
学校が志願者に臨むことは、既存の学力レベルではなく、あくまでもジュニアボーディングスクールの場合は、可能性です。高校、大学では可能性だけでは、自分の第一志望の学校への入学は難しいですが、ジュニアボーディングスクールは違います。
可能性という意味においては、それがどのような分野で開花されるか、不明な部分もあります。従って、留学生が接する寮生、あるいは通いの生徒のすべてが学習的に優れているとは限りません。それが、Rectory Schoolの個性ともいえると思います。
つづく

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