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ジュニアボーディングスクールの個性について

アメリカ、東海岸にあるジュニアボーディングスクールの個性について考えてみたいと思います。各校の「特徴」ではなく、なぜ「個性」という表現にしたかというと、ボーディングスクール選択の基本として生徒とのマッチング(お互いに合うこと)を重視したいためです。
アメリカ東海岸地方ジュニアボーディングスクールリスト(★は男子校)
★Cardigan Mountain School(総生徒数228、寮生数203、寮生受入れ学年6-9)
★Eaglebrook School(254、200、6-9)
Fay School(466、148、7-9)
Rectory School(246、148、5-9)
Rumsey Hall(335、139、5-9)
★Fessenden School(528、105、5-9)
★Hillside School(151、99、5-9)
Indian Mountain School(226、82、6-9)
Bement School(219、43、3-9)
North Country School(68、48、4-9)
Boarding School Reviewにリストされているボーディングスクールは326校ですが、ジュニア(中学まで)に特化したボーディングスクールの数は高校のボーディングスクールと比較するとかなり少なくなります。アメリカ、東海岸地方に特定すれば、上記のリストになります。
アメリカの大学進学のためのボーディングスクール(高校)に比べると、中学校としてのジュニアボーディングスクールは、最も古い創立が上記ではFay Schoolの1866年、他の学校はみな1900年以降の創立です。高校よりもおおよそ半世紀ほど後に生まれて発展してきました。
上記ジュニアボーディングスクールリストの10校の入学難易度を3段階に分けます。
難易度高
Fay School(TOEFL、SSAT要求)
Bement School(TOEFLJunior、WISC要求)
Eaglebrook School(TOEFLJunior要求)
Rumsey Hall(TOEFLJunior要求)
難易度中
Fessenden School(TOEFLJunior)
Hillside School(TOEFLJunior)
Cardigan Mountain School(TOEFLJunior)
英語力をそれほど問わない
Rectory School
North Country School
Indian Mountain School
ジュニアボーディングスクールへの出願条件は、基本的には高校ボーディングスクールと変わりません。出願を完成するのに必要な書類等を下記にリストします。
出願書
英語推薦状
数学推薦状
カウンセラー/アドバイザー/学校管理者推薦状
本人の志望の動機等の英語による作文
成績証明書
インタビュー
これらの中で最も重視されるのが、インタビューです。英語が話せても、話せなくても、何が得意で、どのようなことに興味を持っているのかを、出願者自らが相手に伝えるという意思の力が必要です。英語で伝えられないときは、通訳を介しても良い学校もありますが、得意科目という勉強に関することだけでなく、スポーツ、音楽、芸術、社会活動、趣味など、広い分野の中からやりたいことを示すことができます。
つづく

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