留学コンシェルジュ

日曜コラム 語る楽しみ

久々に留学仲間と会って食事を共にしました。
その人の専門は、大学留学でヨーロッパに本社を
置く組織の日本支部を任されています。
留学業界は決して広くはないので、彼との話は、我々の仲間で
「今でも留学業界に残っている人は誰か」ということになりました。
ひとり一人が懐かしく、この季節なので忘年会ということに発展しそうです。
私の留学仲間諸氏は、個性的な人が多いと思います。
そもそも異文化に興味があり、教育に対しても自らの考えをはっきり
させないとコンサルタントという職業は成り立ちません。
医師が人の命を任せられ、弁護士が法に基づく人の権利の主張を
任せられるように、コンサルタントも異文化で
学ぶ人たちのサポートを任せられるわけですから、
おのずと自分の主張は個性をおびてくるのではないかと思います。
留学仲間と会い、食べて、飲んで、語るのは
私にとってオアシスにいるようなもので、
つい時を忘れて文化、教育などを語ります。
語るといえば、ボーディングスクールのアドミッション
スタッフもとても語るのが好きな人が多いように思います。
最近、スカイプでのインタビューに立ち会ったのですが、
現地時間は朝の8時、日本時間は夜の10時から始まり、
終わったのは11時を過ぎたころでした。
1時間もその生徒とアドミッションスタッフはスカイプで対面していました。
スタッフの語りが9割を占めていたと思います。
日本式の面接とは違い、面接をする側が質問して、
それに生徒が答えるのではなく、アドミッションスタッフは
かなり自校について、その生徒について、そしてその学校コミュニティー
について語り、それが止まらないということも珍しくありません。
1年ぶりくらいに対面する旧知のアドミッションスタッフ、
その語りにこころが温かくなる思いですが、少しばかり顔が
ふっくらとしてきて、額もワイドになったように感じました。
「そうだよね、人も社会もどんどん変化して行くよね」と
無常をこころの中でひとりごちました。
それを受け入れて、次を考え実行していく。
無常の認識は世の中の発展の基本と思います。
この一年をふりかえってみて、何度
「(時の経つのが)早いねぇー」と言ったことでしょう。
お世話をする生徒からは、この言葉を聞いたことはありません。
しかし、仲間内では、この文句が挨拶のようにもなっています。
留学生たちに無常を語ることを、自らの楽しみにしたいと思います。
その時には、「早いねぇー」はなしにしたいと思います。

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