ニューイングランド地方のボーディングスクールについてーUSA
アメリカ、ボーディングスクールが主に東海岸、ニューイングランド地方に集中していることは今までにこのブログで述べてきました。
その州は、上からメイン州、ニューハンプシャー州、バーモント州、マサチューセッツ州、コネチカット州、ロードアイランド州の6州です。
これらの州の総面積は16万3700キロ平方メートルだそうですから、大雑把にいえば日本の約半分ほどになります。
アメリカで最も古い歴史を持つ地方で、中心都市はボストンです。この地方には多くの世界的に著名な大学も数多くあり、それらの大学に入学するための学習手順や準備をするためにボーディングスクールも発展してきました。
ボストンを中心として、マサチューセッツ州とコネチカット州には著名なボーディングスクールが多数あります。アメリカではすべてのボーディングスクールが留学生受け入れには熱心ですが、この両州のボーディングスクールは、国内外から多くの志願者が集まるため必然的に入学難易度が上がります。
留学生に関しては、ネイティブ並みの英語力を要求する学校も多く、ボーディングスクールが多い割には、日本からの留学生の数はかなり少ないのが実情です。
入学難易度がアメリカボーディングスクールのなかでも極めて高いと言われる私のランキング最上位、5にあたる下記のテンスクールズのうちLawrenceville School(ニュージャージー州)、Hill School(ペンシルベニア州)を除く8校がニューイングランド地方にあります。
Phillips Academy, Andover
Phillips Exeter Academy
Choate Rosemary Hall
Deerfield Academy
Hotchkiss School
Lawrenceville Academy
Loomis Chaffee School
St. Paul’s School
Taft School
Hill School
次のランク4のボーディングスクール群は下記です。これらの学校には留学生用の英語クラスESLがありません。なかにはESLサポートのある学校もありますが、入学に際して留学生に求められる英語力はTOEFLで80点以上というのが基本です。これらの学校のうち、8割以上がやはりニューイングランド地方に集中しています。
つづく
Berkshire School
Blair Academy
Brooks School
Canterbury School
Cate School
Cranbrook School
Emma Willard School
Governor’s Academy
Groton School
Kent School
Mercersburg Academy
Middlesex School
Milton Academy
Northfield Mount Hermon School
Peddie School
St. George’s School
St.Mark’s school
Stevenson School
Suffield Academy
Tabor Academy
Thatcher School
Westtown school
