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授業の量 - ボーディングスクール教育

一日の授業時間は、日米ともにそれほど差がないようです。ボーディングスクールの場合、おおよそ8時30分が1時間目の始まりで学校が終了するのは、15時が標準です。その間の授業は、午前中が3時間、午後が2時間ですが、学校によっては、授業時間を90分などとするところもあります。
1週間単位で考えると、アメリカのボーディングスクールは完全に週休2日です。土曜日に半日授業を入れている学校は、水曜日を午前中のみの授業として、1週間の授業時間数を調整しています。土曜日と水曜日の午後の時間は、スポーツの試合のために使われています。半径150キロくらいの範囲にあるボーディングスクールや私立学校とリーグを組んで、ホーム、アウェイで週に2回、午後の時間を使って、生徒たちはスポーツを通じて他校と交流をします。
年間の授業日数となると、明らかに日本のほうが多くなります。アメリカボーディングスクールの夏休みは6月上旬から9月上旬までなんと3か月もあります。その他の長期休みは、11月の感謝祭が1週間、12月の冬休みが2週間、3月の春休みが3週間程度です。加えて、ロングウィークエンド、ペアレンツウィークエンドという金曜日と月曜日が休みになる週が年間4回ほどあり、すべての休日をたし上げると、1年間の授業日数は180日くらいになります。日本の220日ほどと比較するとその違いは明確です。
日本の生徒たちは、受験のため、学校での通常授業以外に、学内での補習授業、学外での塾、家庭教師等、1日の平均学習は少なくとも2-3時間はあるのではないかと思われます。
今の親の世代までは、受験生の心得として、「4当5落」などということが、まことしやかに語られていました。学習時間ではなく睡眠時間が4時間の人が合格し、5時間眠る人は落ちるという意味ですが、ボーディングスクールのスタッフがこれを聞いたら、驚きを通り越して、呆れることでしょう。
精神的、肉体的に日常生活で5時間しか睡眠を取らないことが、健全な学校生活であるはずがありません。
学校のクオリティーは、明らかに量の問題ではないようです。
日常のスケジュールがきっちりと決められているボーディングスクールの生活では、ウィークデイに3時間以上の学習時間を取るのは、難しいと思います。そして、週末でさえも、文化的イベント、社会活動などもあり、寮生たちは自由ではありません。それ故に、時間の使い方の知恵が求められ、それを実行することで留学生たちは、人間的な成長もしていくのではないかと思います。

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