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授業の質 - ボーディングスクール教育

日本人留学生でアメリカ、ボーディングスクール、テンスクールズの一つであるHill Schoolを卒業した生徒がいます。その生徒は日米合わせて10校の大学を受験し、東京都内にある国立大学に進学しました。その生徒によると、日本の大学の授業よりもHill Schoolの授業のほうが楽しかったそうです。
大学に入学して初年度の授業ですから、一般教養の大人数によるクラスもあるでしょうし、ボーディングスクールの授業と単純比較はできません。しかし、その大学の一般教養課程は、留学生の受け入れのために考えられていて、その学部ぶ学生は英語を母国語としているか、あるいは英語が母国語と同等レベルの人たちです。大学初年度といっても少人数によるディスカッションやプレゼンテーションの機会もあるでしょう。
Hill Schoolを卒業したその生徒の授業そのものの印象として、中等教育と高等教育の差があるにしても、日本のほうが楽しくないというのは、私にとってとても衝撃的な発言でした。
そもそも、つまらない授業は、つまらない本と同じで、それを完結しようとは思いません。面白い本であれば、寸暇を惜しんでも読もうとします。魅力的だからです。次を知りたいからです。つまらない本は、決してそのような気持ちは起きません。
面白い本から得られる感動は時として、読者の人生をも変える力を持っています。
日本の最高学府と言われている都内の大学で学ぶその学生が、Hill Schoolについて話すときは、私自身もワクワクしますし、時間があっという間に経ち、話が尽きません。ところが、大学の話となると、急にトーンダウンしてしまい、長くは続きません。同じ学部の学生がチョート(ローズマリ校)出身であることなどは、話として「あ、そう」程度で人生に触れるような感じがしません。
学校である以上、そこで学ぶ人たちが、楽しくあるべきだと思います。
朝起きて、さあ今日もやるぞという気持ちを持ってほしいと思います。もちろん、楽しいことばかりではありませんが、苦しくても希望や夢を持って明日に望んでほしいと私は思います。それが学校の魅力であり、それが教育が果たせる人づくりだからです。
5月も終盤、そろそろ北半球の留学生たちが帰国します。
帰国した生徒から、母校の授業のこと、たくさん聞きたいと思います。そこには学びのエッセンスがたくさん含まれています。その栄養素は、私をしてボーディングスクールを中心とした教育への一層の希望と夢を育ててくれます。

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