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教育発想の違い - ボーディングスクール教育

教育で最も重視されることは、やる気を起こさせることではないかと思います。
学校という組織で、古今東西を問わず、教育が追求していることは、
そこで学ぶ生徒がどのようにしたら、主体的に、そして自主的に
問題に取り組むかということではないかと思います。
また、そのことは、今現在でも、一所懸命にそれに携わる人によって、
恒に考え続けられていると思います。
日本が選択した教育方法は、欠点修正型、アメリカのボーディングスクールが
選択したのは、長所伸長型と私は思います。
どちらが正しく、どちらが間違っているわけではなく、
それぞれの方法は、その国や地域の社会、文化に適合するように
生み出されてきたものではないかと思います。
欠点修正型の長所は、統一性、規格性、正確性などではないかと思います。
スポーツを例に取ると、フォームの修正がやかましく言われ、
理想的な方法が繰り返し示され、基礎が徹底して教えられ、それを
受ける生徒は忍耐や我慢といった精神力を身につけます。
長所伸長型の長所は、フォームや基本にそれほどこだわることなく、
我流であっても、その良いところを褒められるので、やる気が喚起されます。
統一されなくても、規格に当てはまらなくても、正確性に欠けても、
結果が良ければ、本人がより高い目標に向かって伸びていくことができます。
おたがいの教育のかたち、その逆が欠点になります。
統一性、規格性、正確性の欠点は、個性や特性がそれほど重視されず、
同じ発想や方法によって教えられるために、教育が単調になります。
繰り返しやること、徹底して覚えることなどが、小さな時からの習慣になり、
それが良いと思い込むことで安定した結果を作り出せるかもしれませんが、
そのラインから外れると、選択の余地が極端に少なくなります。
個性が尊重され、特性が生かされる教育は、主体性や自主性が基本になるので、
覚えることや日常の学習作業は、自分が管理しないといけません。
与えられるのではなく、獲得する、身に着けるという基本が必要です。
小さなころから、そのような訓練を日常で受けていればいいのですが、
いきなり、自主的に学習をするといっても、簡単にできることではありません。
つづく

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