留学コンシェルジュ

9月の入学に向けて―ボーディングスクール留学

9月上旬に始まるボーディングスクールの新学期に向けて、これからどのような準備をするか、その概要について述べたいと思います。
最初に英語力に関する準備ですが、読み書きの強化は折に触れて述べていますが、留学先校のStudent Handbookを渡航前に留学する本人が読むことを勧めます。それによって、自分が留学する学校の生活面、学習面、活動面、規則などを前もって知ることができます。また、そこに書かれている英語を読むことで、英語読解力を向上させることも期待できます。
もちろん、Handbookに書いてあることを覚える必要はありません。実際の学校生活のなかで現場の先生やスタッフに直接質問したり、アドバイスを受けたりする時に、Handbookで得た知識が活用されることでしょう。学校生活が始まれば、それを参照すれば、おおよそ解答は得られると思います。
持ち物についても、ボーディングスクールはウェブ上でThings to bringコーナーを設けているか、あるいは新入生にはその案内があります。Student Handbookの一部に学校に持ってくるもの、持ってきてはいけないものなどを掲載している学校も多くあります。
一般にアメリカのボーディングスクールはカソリック系の学校を除いて、制服がありませんから、ドレスコード(服装規定)に沿ったものを着用します。
あまり厳密なものではないことは、学校訪問をして、それぞれの学校の生徒の服装を見れば明らかです。
持ち物リストのなかで、下着類は多く持参することが勧められますが、これ1週間に一度が洗濯の頻度数として定着しているからです。
留学生は、入学当初持参するべきベッド回りのものやでスクランプなど、すべてを日本から持参することはできません。そのような事情は、学校側も心得ていて、入学早々にショッピングモールなどに買い物ツアーを組んでくれます。
日本から、わざわざ持参しなくても、現地でおおよそのものは調達できます。
学校訪問をした生徒とそのご家族には、自明の事柄ですが、通常の学校生活で必要な文房具やスポーツに必要なものは、学校内の購買で買うことができます。また、飲食に関しても、学校内のスナックバーと呼ばれるところで、ファーストフードを買うことができます。それらの支払いはすべて、生徒の学校内の口座から引き落とされます。
小遣いの管理については、今までは、週ごとに学校にあるビジネスオフィスで現金を受け取るのがボーディングスクールの習慣でしたが、最近では、どこでも現金を引き下ろせるカードが日本の銀行で作れるようになったので、小遣い管理は学校でなく、親がするというケースが増えてきました。
つづく

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