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King’s-Edgehill School, カナダ、NS州訪問

今回のカナダのボーディングスクール訪問、最後の学校はKing’s-Edgehill Schoolです。ニューブランズウィック州、Saint Johnから車で5時間ほど、トータル450キロ余りのドライブでしたが、ケベック州と違い、この学校のあるノバスコシア州は英語が公用語です。
この学校は、TABSに加盟していません。また、ボーディングスクールのポータルサイトであるボーディングスクール・レビューにも掲載がありません。
アメリカ東海岸地方から更に東へと進み、1時間の時差があるこの地域にあるKing’s-Edgehill Schoolはカナダで最も古い私立の中等教育機関だそうです。創立はフランス革命が起こる前年にまでさかのぼります。
この学校、古いだけではなく、IBを世界で最も早く導入した(1979年)学校でもあるそうです。その独自性をもって学校経営が健全に行われていることは、総生徒数と寮生数は北米のボーディングスクールの平均を上回っている事実に現れています。
下記この学校の基本情報です。
King’s-Edgehill School
総生徒数:330人(寮生人200、通学生130人)
学年:6年生~12年生
留学生(寮生)受け入れ学年:6年生~12年生
創立年:1788年
全校生徒に占める留学生の割合:20%(25か国)
現在の日本人生徒数:6名
カナダのボーディングスクールは、アメリカと違って、アドミッションオフィスが独立していません。アドミッションという表示もありません。おそらく、アメリカに比べて、地元の生徒の比率が高く、訪問者もアメリカのボーディングスクールほど多くはないのでしょう。
とりあえず、大きな建物の大きな扉に近づくと、先生と思しきひとが、ドアを開けてくれて、丁寧にアドミニストレーション(学校管理)のある建物を教えてくれました。
そこに行き、来意と訪問予約時間を述べると、なんとジョー・シーグラム校長が自ら私たちを自室に招き、ざっくばらんな世間話を10分以上もしてくれました。アメリカのボーディングスクールでは、このような経験はありません。
カナディアンは、アメリカ人よりもよりフレンドリーで親切であることは、今回3校を訪問して、実感しました。
この学校、入学難易度は高くはありません。ランクでいえば3です。ESLがあるので、英語力はほぼゼロでも受け入れは可能です。また、IBを世界で初めて取り入れた学校ですから、高度な学習クラスも十分に用意されています。
6年生から留学生の受け入れが可能ですから、中学校からの留学で、英語力がない生徒には、面倒見の良さと学校の質の良さなどからお勧めできる学校です。

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