留学コンシェルジュ

於、ニュージャージー州、ニューアーク空港

多様性についていくつかの視点から考えましたが、
アメリカの空港に着くたびに、しみじみと多様性を実感します。
今回の学校訪問は、ニューヨーク州、ニューヨーク市にある3つの空港のうち、
ニューアーク空港に行く成田空港からの直行便、UA78を使いました。
ニューヨーク市の他の2つの空港とは、JFK国際国際空港、
そしてラガーディア国際空港です。
ヨーロッパと比較して、入国審査に時間がかかり、乗り継ぎにおいては、
入国審査を済ませてから、再度、搭乗のための審査を最初からする必要のある
アメリカの国際空港は、乗り継ぎの時間は少なくとも
2時間半は取るようにしています。
いつも結果的には、国内線への搭乗は、1時間程度は待つことになりますが、
国際線を降りて入国審査場の長蛇の列を目の当たりにすると、
とんでもなく待たされそうで、時間がとても気になります。
渡航して最初から乗り継ぎ時間のプレッシャーを感じて焦るよりも、
余裕を持って待つほうが、その後の学校訪問も精神的に楽になります。
日本にも世界の国々から訪問者が訪れ、国際空港を利用する人々は
多様性を帯びるようになりましたが、アメリカのそれは、
日本の数倍の迫力があるように思います。
空港を利用する人々の人種、服装、振る舞い、そして彼らを飲み込むレストラン、ファーストフード店、売店、そして何より、一つひとつの国際空港の違い。
もちろん、日本でも成田、羽田、関空、セントレアとそれぞれが違いますが、
アメリカの場合、空港は新幹線のように日常の足といえると思いますが、
どの空港も不完全でいつもどこかが工事中です。
ニューアーク空港は、ユナイテッド航空一社でもターミナルA、B、C
の3つに飛行機が着くようになっているので、
ターミナル内に入ってから、なんとバスで空港内を移動することもあります。
各ターミナルをつなぐモノレールがあるにもかかわらず、
バスで移動するという2重手間です。
日本であれば、設計者の責任問題にも発展しそうですが、
アメリカの空港では、これも911事件以降の安全対策の多様性から
生まれた不便さなのかもしれません。
4月、2回目の学校訪問が始まるのですが、
前回の3月17日からの学校訪問の時とは、打って変わって
ここ東海岸地方にも春の訪れが感じられます。
海を越えて季節の多様性を感じられることは幸いであり、
留学のコンサルタントという仕事に感謝しています。

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