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生徒たちは感動しているでしょうか - 挑戦するマインド

「すごい」と思うその気持ちが、教育にはとても重要かつ必要に思います。
すなわち、いろいろなことに感動することが、彼らをやる気にさせます。
感動する事柄は、それぞれの生徒で違いますから、
その場面になるべく早く、また多く遭遇できるような環境が
教育には必要だと思います。
ボーディングスクールでは、生徒がいろいろなことに挑戦することを
とても大切にしています。
やったことがあるか、ないかは、問題ではありません。
あっても、なくても、やってみる、挑戦するというマインドこそが、
ボーディングスクールの先生たちが生徒に望むことです。
実際に、日本では運動に特別の興味、関心のなかった生徒が、
ボーディングスクールの秋のスポーツ活動、クロスカントリーで
自分でも驚くような成果を挙げて、MIP(Most Improved Player)として
表彰されたことがあります。
それを聞いて、その生徒の家族は感動のあまり落涙したといいます。
感動は伝染します。
その生徒にしてみれば、クロスカントリーでできたのだから、
他の種目でもできるという気になります。
「でも、バスケットやソフトボールなどは無理、体力、技術が違いすぎる」
というふうにボーディングスクールでは、生徒たちに発想させません。
体力、技術が違えば、同等の生徒同士でゲームをすればいいとなります。
「錦織圭にはなれないけど、テニスはやってみたい」という生徒は、
たとえ、今までテニスの経験がないとしても、まずコートに立って、
ボールを打ってみるという挑戦から始まります。
スポーツだけではありません。
演劇、写真、絵画、陶器、デザインなど、学校と寮の組み合わせで、
一日の時間を同じ場所で使えるメリットを生かして、
未知のものに挑戦する、その機会を作れる施設や人員が豊富です。
ボーディングスクールでは、決められたことを、全員が目指して、
その優劣を競うという教育は行われません。
もし、そうであれば、英語圏のボーディングスクールは、
とうの昔に姿を消していたと思います。
アメリカのTABS加盟のボーディングスクール200校あまりの
平均創立年が100年を超える背景には、生徒の感動を尊重し、
それを伸ばすことで、成績が伸びるという確信があります。
その確信が、生徒を引き付けているからこそ、彼らの教育は
世界から生徒を引き付けています。

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